豆知識

11月22日はThanksgiving Day/感謝祭 – どのような日なのでしょうか?

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七面鳥 (Turkey ターキー) の丸焼きが直ぐ連想してしまうThanksgiving Day (サンクスギビングデー) /感謝祭ですが、ハロウィーンとの違いなど、まだ我々日本人にはよく分からないお祝いのように思えます。

Thanksgiving Dayの定義

Thanksgiving Dayの定義を様々の辞書で調べた内容を整理して見ますと、以下の特徴が共通してあげられていました:

・北米(アメリカ合衆国とカナダ)の祝日の法定休日であること。
・米国では11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日行われること。
・秋の収穫を神に感謝する日であること。
・家族、親せきや友人が集まって七面鳥とカボチャのパイを食べること。

・七面鳥の日(Turkey Day)とも呼ばれること。

以上で少しイメージが浮かんできますが、何時からのお祝いで、なぜ北米特有の記念日なのでしょうか。

Thanksgiving Dayの由来

Thanksgiving Day/感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住した ピルグリムファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられています。

ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、 大勢の死者を出したが、近隣に居住していたインディアンのワンパノアグ族の助力により生き延びることができました。

翌1621年の秋は、とりわけ収穫が多かったため、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待し、 神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされます。

しかし、イギリス人の入植者もワンパノアグ族も秋の収穫を祝う伝統を持っており、 この年のこの出来事は特に感謝祭と位置づけられてはいませんでした。

プリマス植民地で最初に祝われた1623年の感謝祭は食事会というよりもむしろ教会で礼拝を行い、 神に感謝を捧げる宗教的な意味合いが強かった。(ウィキペディアより)

以上のように、Thanksgiving Dayは英国から 1620 年 Mayflower 号で今のマサチューセッツ州にやってきた初期の移住者が1621年に最初の収穫を神に感謝することから始まり、1623から正式な行事になったようです。

現代は家族や身内の食事会パーティー

現代のアメリカ人のThanksgiving Day/感謝祭では、宗教色がかなり薄まっているようです。

むしろ、日本ではお正月に家族が集まっておせち料理やお雑煮などお正月料理を食べるのと同じように、アメリカではThanksgiving Dayに家族、親戚、友人が集まる大規模な食事会との意識が強く、大切な家族行事となっています。

離れて暮らす家族が集まることで、日本の帰省ラッシュのように、アメリカももっとも空路も道路、鉄道も混雑する日です。

特にThanksgiving Dayの前日の水曜日と感謝祭休日最後となる日曜日は、空港、高速道路、鉄道などの交通機関が1年の中でも有数の大混雑・大渋滞となります。

一方、感謝祭当日の空港などは対照的に非常に閑散としており、感謝祭が行楽のための休日ではなく、家族や親戚が集うためのものであることを物語っているといえます。

また、ニューヨークの大型百貨店のMacy’s(メイシーズ)が大パレードを主催して、テレビでも生中継されますし、大勢が見物に集まる有名なThanksgiving Day行事です。

なぜカナダでは10月の第2月曜日でお祝いするのでしょう?

北米と違って、イギリスには決まった日のThanksgiving Dayが無く、地域により収穫が終わるころにHarvest Festivalを行います。

多くの収穫祭はHarvest Moonが出る9月の下旬、日本のお彼岸の頃行います。

同じ北米でも、英国の影響を強く受けるカナダでは、寒い気候のため、Thanksgiving Dayを10月の第2月曜日と決めています。

日本の「Thanksgiving Day/感謝祭」は?

Thanksgiving Dayは北米版の収穫祭と考えるならば、戦前の日本の新嘗祭(にいなめさい、11月23日)は同じ意味合いの行事だったのです。

しかし、戦後、新嘗祭は神事だという理由で、GHQの意向で勤労感謝の日、Labor Thanksgiving Dayとなりました。

皮肉なことに、祭日の名前は似たのですが、意味は離れてしまいました。

感謝した後は、Black Friday (ブラックフライデー)とCyber Monday (サイバーマンデー)で大買い物

Thanksgiving Dayの翌日の金曜日はBlack Friday (ブラックフライデー) と呼ばれます。

その日のネーミングの由来は、Black Fridayでは商店の売り上げが一挙に伸びて、 経営が黒字に転じるほど商売が繁盛するとのことだそうです。

クリスマス商戦のスタートで、一年で一番大安売りをする日であり、ショッピングセンター等では深夜 0 時などから目玉商品や破格の割引商品を求めて、人々は行列を成しています。

またThanksgiving休暇の 4 連休明けの月曜日を Cyber Monday (サイバーマンデー) と呼び、 サンクスギビングの休暇中に大混雑の実店舗で買い物することを避けて、あえて連休明けに、 オンライン上でセールのお買い得商品を求め、人々がオンラインショッピングに群がる日ということからそう呼ばれるようになったそうです。

中国で11月11日に行われる光棍節(こうこんせつ)[中国語: 光棍节guānggùn jié=クヮンクンジェ、グワングンジエ、英語:Singles’ Day]のオンライン爆買に似ているようですね。

日本でもThanksgiving Dayが流行るようになれば、定着したハロウィンとクリスマスの間に、さらに感謝祭商戦が繰り広げられることになるでしょうね。

この数年のハロウィンのお祭り騒ぎの広がりを見ていますと、「ありえない」とは言えませんね。

では、Happy Thanksgiving Day!

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