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春に咲くチューリップを植える時期の限界と植え方のコツ

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一般的なチューリップの植え付け最適時期は10月~11月頃が適しています。 春に咲くチューリップを植える場合には遅くとも12月いっぱいくらいまでには終えたいものです。

それはチューリップの花芽が形成され冬眠から目覚めるためには10℃以下の“低温”が必要だからです。そしてその後の温かい気温で茎や葉が成長し開花します。 それ以上遅れてしまうと、たとえ花が咲いたとしても次回以降、開花しにくい球根となってしまいます。 健康で美しい花として咲いてもらうためにも、チューリップが好む時期に植えてあげたいものですね。

チューリップが好む気候がある一方で苦手な要素もいくつかあります。特に湿気や病害虫を嫌うため、チューリップの球根を扱う上ではさまざまな注意点があります。 ここでは、球根にカビが生えないようにする正しい保管方法、植え付け時にカビを発見した場合の対処方法、球根の消毒方法について解説していきます。

チーリップの球根の大敵はカビ!植えつけ時と保管には気を付けて

チューリップの球根は、過剰な湿気を嫌います。これは原産地が中央アジア高原周辺のため、基本的な性質として原産地の気候条件が影響していることによります。

これを踏まえ保管時や植え付け時には以下の点に注意するようにしましょう。 保管時は特に、湿ったビニール袋などに入れて保管してしまうと危険です。球根自体の呼吸とも相まって中に湿気が充満し、球根に密着し続ける水分によってカビが発生してしまいます。

チューリップの球根を保管する際には、網目状に穴の空いた通気性の良いネット袋に入れましょう。

保管場所も、なるべく風通しが良く湿気のたまりにくいところがベストです。 植え付け時 万が一、アオカビが発生してしまった場合には土壌内に病原菌が混じる可能性がありますので、まったく別の場所に植えるのが無難です。(もしくは、可哀そうですが処分しましょう)

ちなみに、腐ってしまった球根はエチレンガスの放出によって周囲の健全な球根まで腐らせてしまう恐れがあるため保管時においても良くチェックして取り除くように心がけましょう。

植え付けにあたっては、深さ10cm程度もしくは球根2つ分程度の深さで植えつけます。 浅植えの場合には、過剰な地温によって病気や生育不良などの原因ともなりえます。 また、球根を植える際には細くとがった方が上(新芽が出てくるほう)なので、こちらを上に向けて植え付けます。

チューリップの球根はシーズン中の植え替えや移植は根を切ってしまうためできません。植える時に開花イメージを持って植えてみましょう。

チューリップの球根の正しい消毒方法とは?

チューリップの植え付け時期には、ベンレートもしくはオーソサイドといった農薬を使用して球根を消毒します。 ここでは、ベンレートを使用した球根の消毒方法をご紹介します。

用意する農薬は、ホームセンターで入手しやすいベンレート水和剤、アプローチBI(展着剤)、アクテリック殺虫剤です。消毒に用いるのがベンレート水和剤、薬剤が流れ落ち効果が出ないことを防ぐのがアプローチ展着剤の役目です。展着剤がない場合は使用しなくても構いません。

薬剤を混ぜるために、大きなバケツや各種の計量機材があると便利です。 まずは、大きな容器に水2Lを用意しましょう。 そこに、アプローチBI展着剤を2ml入れます。 このとき計量用の小さなスポイトがあると便利です。

良くかき混ぜたら、続いてアクテリック殺虫剤を2ml投下して再度かき混ぜます。 最後にベンレート水和剤を2グラム入れてかき混ぜます。

完成した薬液に、ネットにいれたチューリップの球根を漬けましょう。 このまま20分~30分ほど漬け置き消毒します。 終わったら、風通しの良い場所で乾燥させながら保管します。 濡れたままだとアオカビ病や腐敗の原因となります。 植え付けまでの間に完全に乾燥させるようにしましょう。

農薬を扱ったバケツや手袋などは良く洗って、こちらも日陰で保管します。 余った農薬なども子供やペットが誤って使用することのないよう厳重に保管しておきましょう。

チューリップの球根を植える時期と取扱いまとめ

チューリップの植え付け時期の最適時期は10月~11月、遅くとも12月中くらいには植え終えるようにしましょう。 チューリップの球根を植える際には、アオカビが生えていないかチェックすることが重要です。

6月の収穫時期を迎え球根を掘り起こしたら、消毒をして風通しの良い場所に保管しておきましょう。 球根の保管には、大敵であるカビの発生を防ぐために通気性の良いネットに入れて吊るしておきましょう。

チューリップは品種によっては(特に原種は)、何年も同じ球根で花を咲かせることができます。 腕に自身のあるかたは、毎年買い替えずに子の球根から開花させることにチャレンジしてみるのも良いでしょう。皆さまのチューリップが元気に育ち、素敵な花を咲かせるよう願っています。

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