グルメ

夏野菜の代表『なす』を美味しく提供する「菱田屋」、「イズミル」と「栄町嘉咲」の料理とは?

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7月6日(土曜日)あさ9時半にテレビ朝日で放映予定の「食彩の王国第787回」のテーマ食材は『なす』です。

東大生のスタミナを維持してきた“麻婆茄子定食”から、お坊さんがあまりのおいしさに気絶してしまったという逸話が料理名になっているトルコ料理まで、美味しいなす料理が紹介されます。

奈良時代から夏野菜の代表

『なす』は奈良時代から日本で栽培され、ジメジメと蒸し暑い夏に旬を迎える夏野菜の代表格です。

切り方や調理次第で、味にも食感にも無限の可能性を秘めた食材です。

疲労がたまり食欲が落ちるこの時期こそ、旬のなすを使った美味しい料理が求められます。

番組ではまず、東京の対照的な2店を取り上げます。

駒場東大前の100年つづく定食屋「菱田屋」と、阿佐ヶ谷のトルコ料理レストラン「イズミル」のそれぞれのなす料理です。

「菱田屋」の“麻婆茄子定食”

駒場東大前の「菱田屋」では、スタミナ満点のなす料理が日替わりで登場します。

この定食屋の人気メニュー“麻婆茄子定食”は、とろとろのなすの食感が大好評で、とろけるなすの果肉に、肉の旨味と豆板醤の辛さが、ジュワ~ッと染みて、白いご飯が進みます。

どうしてとろっとろの“なす”になるのか、プロの直伝が期待されます。

わずか1分で絶品なすに仕上げる調理術が秘密だそうです。

菱田屋 店舗情報

住所:東京都目黒区駒場1-27-12
電話:03-3466-8371
営業時間:月~金 11:30~14:00、18:00~22:00 土 18:00~22:00
定休日:毎週日曜日
予算:昼〜1,000円 夜〜2,000円

美味しすぎるトルコ料理

世界三大料理の1つのトルコ料理では、なすを大切な食材として扱われて来ました。

気温40℃にもなるトルコの真夏ですが、火照ったカラダを冷やしてくれるなすの名物料理があります。

その名も「イマム・バユルドゥ(=気絶したお坊さん)」です。

あまりの美味しさに、お坊さんが気絶してしまったという伝統のなす料理です。

イマム・バユルドゥ以外にもさまざまな美味しいトルコ料理が「イズミル」のトルコ人シェフ、エリフ・アガフルさんの厨房から現れてきます。

店主のエリフさんはトルコ料理の名門組織、トルコ調理士協会日本代表に選ばれており、この店の料理がトルコの味そのものであることは、お墨付きを得ているといっても過言ではありません。

2002年に板橋の小さな店から始まり、その後阿佐谷に移り、今年で15年を迎えるそうです。

6つのテーブル席と立派な一枚板でできた自慢のカウンター席、鮮やかなトルコ産のタイルに包まれ異国情緒あふれる空間の店です。

https://twitter.com/IMurAH6745/status/1096418277029404672

「イズミル」のコース料理

初めてで、どれを頼んでいいか迷うという方はコース料理をどうぞ。

代表的な料理をまんべんなく召し上がっていただきたいので、お好みを伺ってアレンジします。

Aコース

サラダ・メゼ・エキメッキ・メイン料理・チャイ
ベーシックなトルコ料理を味わう、軽めのコースです。
これに単品を追加で頼んでもお得ですね。
お一人様でも大丈夫ですよ。
¥3,780

Bコース

スープ・サラダ・メゼ・エキメッキ・メイン料理・チャイ・デザート
Aコースにスープとデザートをおつけした、ゴージャスなコースです。
¥4,860

シェフにおまかせプレート

メゼ(前菜)と肉料理を、日替わりで少しずつ盛り合わせます。
お一人様で、初めてという方におすすめします。
¥2,484

おまかせコース

内容・お値段ともにご相談に応じます。
食べたいものをスタッフにお伝えください。
前日までにお問い合わせください。

イズミル 店舗情報

住所:東京都杉並区阿佐谷北2-13-2パサージュ阿佐谷2F
電話:03-3310-4666
営業時間:17:30 ~ 24:00(ラストオーダー 23:00)
定休日:毎週月曜

「トロリンチョなす」は生でかじられる

三重県四日市の堀田健一さんは祖父の畑を受け継ぎ「日本一、世界一のなす作り」を目指し、奮闘しています。

その結果できたのは「トロリンチョなす」です。

えぐみや苦みがなく、生でかじるとリンゴや梨のように甘くてフルーティで加熱すると、トロ~ッととろけてしまいます。

「トロリンチョなす」は、どのように生まれたのか?土壌を徹底的に分析し、なすにミネラルがいく方法を懸命に考えました。

その手法の秘密を堀田健一さんは番組で紐解きます。

さらに、堀田さんのなすに惚れ込んだ名古屋の料理人・奥谷嘉大さんは「栄町嘉咲」(住所:名古屋市中区栄3-4-105、電話:050-5596-8570 )で、なすのとろとろを最大限に活かした夏の新作メニューを作りました。

いろいろな美味しそうななす料理があるのですね。
その種類、切り方、調理法などでこれだけのバラエティーが生まれるとは、改めて食材としてのなすを見直してしまいました。

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