おでかけ

秋田県民のソウルフード『ハタハタ』の専門店が有楽町にあった

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1月11日(土曜日)あさ9時半にテレビ朝日で放映予定の「食彩の王国第813回」のテーマの食材は『ハタハタ』です。

 

秋田県の県魚:ハタハタ

ハタハタは北西太平洋で、特に日本海、オホーツク海、千島列島などを生息域にする深海魚のため、馴染みがない人が多いと思います。

しかし、秋田県では、ハタハタは郷土料理 貝焼き(かやき)や、ハタハタを塩と共に発酵させた魚醤・塩魚汁(しょっつる)を使った鍋など、様々な形で愛されてきました。

秋田県八森は白神山地の森の栄養分が流れ込む豊かな海域です。

ハタハタは産卵期になると、波が穏やかな港の中へ入って卵を産む習性を利用し、漁師たちは港に刺し網を仕掛けて取ります。

そして、その漁師達の疲れを癒してくれるのもやっぱりハタハタなのです。

昆布出汁にざく切りにしたネギとハタハタを入れて、塩のみで味つけをしたら、ハタハタの旨味をグッと引き出す優しい味わいになります。

漁で冷えきった身体を芯から温めてくれるご馳走です。

ハタハタ屋敷有楽町店

東京都内でも秋田の郷土料理が味わえるのが有楽町に店を構える「ハタハタ屋敷」です。

この時期しか食べられない珍味・ブリコ(=ハタハタの卵)も人気です。

はち切れんばかりのブリコを抱えたメスを串刺しにしてじっくり焼き上げ、仕上げに甘いネギ味噌を塗って焼き目を付け、香ばしさを引き出せば、ハタハタの焼き串が出来上がります。

口の中でブリコがプチッと弾けてクセになるおいしさです。

さらに、麹3、米5、塩8の割合で漬け込む三五八漬けで作る唐揚げは、味わいが一層増します。

店舗情報

店舗名:ハタハタ屋敷 有楽町店
お店のウリ:秋田料理、秋田地酒
運営会社:ダイヤモンドダイニング
電話番号:03-6778-5473
住所:地図東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2B1
アクセス:地下鉄 銀座駅 徒歩1分 、
JR 有楽町駅 徒歩2分 、
地下鉄有楽町線 有楽町駅 徒歩1分 、
地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩4分
営業時間:ランチ 全日 11:30~14:00 / ディナー:全日 17:00~23:00
ラストオーダー:ランチ13:30 / ディナー22:00
定休日:不定休日あり  ※施設に準ずる
総座席数:31席 、カウンター席あり
座席情報:喫煙 | テーブル席, 窓際席,
カウンター最大宴会人数:31名様(着席時)
貸切可能人数: 20名様 ~31名様
平均予算:4,000 円

店舗のホームページは>>> ハタハタ

店のお勧めハタハタ料理

幻の魚「ハタハタ」の料理をご堪能下さい。
ハタハタは秋田の郷土料理に欠かすことのできない伝統食材です。
時代の訪れとともに12月以外は禁漁となり、今では幻の魚と化しました。
漁の時期になると雌の多くは「ぶりこ」と呼ばれる卵をお腹に抱えていて、噛むと「ブリッブリッ」と小気味良い音が一度味わったら忘れられない食感です。

男鹿の定番 しょっつる鍋

一人前 1,150円  (税別)
ハタハタをしょっつる出汁でシンプルに味わえる郷土鍋。
秋田しょっつるはハタハタが原料で天日塩に漬けられ1~2年ほどじっくりと発酵させて作られており、魚醤の中でも特に「ハタハタしょっつる」の場合、旨味成分のグルタミン酸や甘味成分のアラニンなどが多く含まれているのが美味しさの元になっています。

実は「ハタハタ」は古語では雷の擬声語で、今で言う「ゴロゴロ」にあたるそうです。
そのため、秋田県で雷の鳴る11月ごろにハタハタが獲れるので、「カミナリウオ」の別名でも呼ばれ、漢字では魚編に「雷」で「鱩」と書くこともあるそうです。
名前の由来からも、この時期がハタハタ料理の旬だということが良く分かりますね。

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