テレビ番組

「情熱大陸」で目からウロコの魚料理を教える「魚の伝道師」 - 上田勝彦

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3月8日(日)にTBSテレビで夜11:00放映予定の「情熱大陸(Vol.1093)」のタイトルは、【上田勝彦/元漁師・元官僚の『魚の伝道師』すべての魚を旨くするー!】です。

ニックネームは“魚の伝道師”の「ウエカツ」

魚食普及人と名乗る上田勝彦さん(56歳)は5年前『水産庁官僚』の肩書きを捨て、魚離れが進む水産業界を立て直すという志で、生産流通だけでなく“家庭の食卓”まで、目からウロコの知識で魅力を伝える活動を続けています。

一見、漁師の出で立ちの上田さんは、圧倒的な知識で魚の魅力を伝える、いわば“魚の伝道師”なのです。

漁の現場からスーパーマーケットでの販売まで。

家庭で簡単に美味しく食べる方法をも教える「料理の仕組み」には“魚料理は面倒くさい”イメージを覆す、目からウロコの情報を「伝道」しています。

「生産」「流通」「小売」「飲食」「家庭の食卓」の5本を柱に、魚食文化の復興に全国を飛び回ります。

番組の取材中、北海道の根室で、魚体のサイズが不揃いであるなどの理由から非食用に回されたり、低い価格でしか評価されない、いわゆる”未利用魚種”の一つであるモクズガニを上田さんが発見します。

この未利用魚種の新たな利用法を模索する上田さんに密着しながら、魚食普及にかける彼の情熱を追います。

「ウエカツの目からウロコの魚料理」

上田勝彦さんは株式会社ウエカツ水産の代表取締役としても、「サカナ伝えて、国おこす」を社是に、日本の食卓と漁業の生産現場をつなぎなおす活動を展開しています。

また評判の著書もあります。

「ウエカツの目からウロコの魚料理」上田勝彦 著、価格(税込)¥1,650、発行年月2014年02月、出版社:東京書籍

内容紹介

“しくみ”を知れば、魚料理は楽しくおいしくなる。
それがニッポンのサカナ道!簡単こだわりレシピ47。
サカナはこんなに旨くなる!水産庁勤務の元漁師がおくる、テレビで話題のエッセンスを凝縮。

まえがきより

この本がめざしたのは、今日のオカズを作るときに急いで何かを調べる、いわゆる「レシピ本」ではありません。
そういう本は、既にたくさん出ていますからね。
では、この本の役どころは何かといえば、「魚の料理を“しくみ”でとらえてもらうための学習・実践ガイド」であります。
小難しいことを言うようですけれど、料理は、レシピに合わせて作るからおいしいのではなく、素材と調味料をちゃんと組み合わせることができたとき、結果としておいしくなるのです。
そもそも食材というものは、冷静に考えますれば自然界の一部ですから、料理のしくみを理解するためには、それらの特性と役割を知らんといけないでしょう。
また、1レシピで1料理を作っていたのでは、広大な魚味の世界を味わい尽くすまでに一生や二生では追いつかない。
ひとつの料理の中から複数のしくみを学ぶことによって、どんどん自分で進化して、それぞれが自由にたくさんのおいしい魚料理を生み出すことができるようになる。と、そんな効果を期待しております。
自然界相手のことですから、お約束(法則)はあるけれど、暗記することはあまりありません。
料理は、実践するうちに「芋づる式」に増えていくものです。

目 次

第1章 サカナ道入門(魚的ヨロコビ―奇跡のニッポン/ “何を選んで食べるか”は“国”のゆくえを決める大切なこと ほか)/
第2章 魚料理は下処理で決まる!(ウエカツ式―基本5つ道具の選び方と便利グッズ/ 我流はダメよ―料理のための基本姿勢 ほか)/
第3章 魚がおいしい5つのしくみ(調味料のしくみ―調味とはなにか/ 合理性と味わい―「生」ということ ほか)/
第4章 魚の個性いろいろ(マグロの体を味わいつくす/ クロマグロ―天下無双の赤身の王者 ほか)/
第5章 春夏秋冬、この魚のこの逸品(塩イワシ/ ホウボウの湯引き和え ほか)

「旬を愉しむ魚の教科書」

その他、上田 勝彦さんが監修したムックもあります。

「旬を愉しむ魚の教科書」 (TJMOOK 知恵袋BOOKS) 上田 勝彦 (監修)
価格(税別)¥499、発行年月2016年07月、出版社: 宝島社

内容紹介

春の勘八、夏の鱧、秋のくえ、冬の鰤など、四方を海で囲まれた日本には季節の旬の魚があふれています。
そんな季節ごとの旬の魚を紹介しながら、その魚が日本食生活に根付いた背景、鮮度の見分け方、
おいしく味わうために役に立つ実用的な技を、「ウエカツ」のニックネームで知られる、魚のプロ・上田勝彦さんに教わります。
季節を大切にした丁寧な暮らしを心がける人、素材にこだわりを持つ料理好き必見の一冊。

上田勝彦さんの略歴

1964年、島根県生まれ。
長崎大学水産学部在学中に漁師として活動。
1991年水産庁入庁、瀬戸内海漁業調整事務所、遠洋課捕鯨班、資源開発センター、資源管理課などで公務に従事。
2015年、退職。
東京海洋大学客員教授、日本調理師会食育指導員講師、水産庁水産復興アドバイザー、全漁連プライド・フィッシュ企画委員、(株)ウエカツ水産代表取締役。

美味しい魚料理を作るのに必要な正しいお魚の仕組みと扱いをきちんと“魚の伝道師”から習いたいものです。

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