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「dancyu(ダンチュウ)」植野広生編集長の「食いしん坊」宣言 - 「隣の人より美味しく食べたい!」

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「食いしん坊の覚悟~雑誌編集長・植野広生~」と題されたNHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」が6月4日火曜午後10時30分から NHK総合テレビで放送されます。

『dancyu(ダンチュウ)』の編集長がどのようにして日本中の食いしん坊達の好奇心を満たしているのか、番組で探ります。

また、「空間を、食べる」流儀とは何でしょう?

“食いしん坊”でありたい

植野広生さん(うえの・こうせい、1962年栃木県生まれ)は2017年4月より雑誌『dancyu(ダンチュウ)』の編集長を務めています。

飲食店や料理の紹介で大評判のこの雑誌の編集長をしていても、植野さんは自分のことを「グルメ」と全く思っていないようです。

本人のウェブエッセイに自分をただの”食いしん坊”と位置付けています。

また、その”食いしん坊”の定義も提供しています。

「食の雑誌をつくっているけれど、自分は食の評論家ではないし、グルメでもグルマンでもなく、ただの”食いしん坊”でありたいと思っている。
実際、dancyuはグルメ雑誌でなく”食いしん坊”のための雑誌だ。

では”食いしん坊”ってなんですか?と聞かれることも多いが、そんなときには”300円の立ち食い蕎麦も3万円のフレンチも同じように楽しめる人“と答えている。
高級とかB級とか関係なく、食べることを楽しんでしまうのだ(ちなみに、僕自身は”B級グルメ”という言葉は使わない。
食にA級もB 級もないと思っているから)。
そして”食いしん坊”は欲張り。
いろいろなものをたくさん食べたいだけでなく、食を楽しみたいという欲望が人一倍強いのだ。」と、力強く言い切っています。

「そんなに食が好きなら、ウチで書いてみないか」

『dancyu(ダンチュウ)』は1990年12 月に創刊し、「男子厨房に入らず」ではなく「男子厨房に入ろう!」と言う合言葉で始まり、男性が積極的に料理や店選びに関わることを後押しする雑誌として始まりました。

当時は他社の編集者を務めていた植野さんは、この創刊号を見て、思わずこれは「自分のための雑誌ができた!」と確信したそうです。

その後、植野さんは当時のdancyuの編集長に会う機会があり、自分の気持ちを伝えたところ、「そんなに食が好きなら、ウチで書いてみないか」と誘ってもらい、先ずはライターとしてdancyuに関わることになったそうです。

それからは「大石勝太」というペンネームで食のことを書き始めたそうですが、そのペンネームは「おいしかった」のシャレだそうです。

本人のエッセイによりますと、「その後、さまざまな媒体に食のことを書かせてもらうようになり、さらに飲食の経験値を重ね(ただ飲み食いしていただけだが)、ついには2001年、当時の編集長に誘われてプレジデント社dancyu編集部に転職してしまった。
ちなみに、プレジデント社に入るためには試験や面接を重ねることが必要だが、健康診断だけで入ったのは僕だけだ。」と入社が決まったそうです。

「隣の人より美味しく食べたい!」

植野広生さんは、常に、同じ店で同じ時に同じ料理を注文して、同じ代金を支払うとしても、隣のお客さんより美味しく食べたいと思っているそうです。

しかし、そのようなことは可能でしょうか。

植野さんによりますと、「店は客によって出すものを変えることがあるのだ。
魚が1尾しかなくて、それを切り分けて出すとしたら、店は一番いいところは常連客に出し、一見の客にはその残りを出す。
これは当然のこと。
初めて行った店で「常連客にばかりいいものを出している。
差別だ!」と文句を言う人がいるが、それは間違っている。
店にしてみれば、長年通ってたくさんお金を使ってくれた客を優遇するのは当たり前。
これは「差別」ではなくて「区別」

いい思いをしたければ、足繁く通って常連になればいい。」と、説明します。

しかし、常連でなくても、「隣の人より美味しく食べる」方法がいろいろ紹介されていますので、是非、植野広生さんがポプラ社WEBastaに連載中のエッセイ「隣の人より美味しく食べたい!」(http://www.webasta.jp/serial/Tonari-no-hito/)をのぞいて見て下さい。

我々も、同じ店で同じ時に同じ料理を注文して、同じ代金を支払っても、隣の人より美味しく食べられるようになれるかも知れませんよ。

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