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メガネチェーン「オンデーズ」田中修治の不死鳥伝説 - 破天荒フェニックス

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8月8日木曜午後10時からテレビ東京系で放送予定の「カンブリア宮殿」では、【倒産危機から奇跡の復活!メガネ業界の風雲児 不死鳥伝説】がテーマとなっています。

週に1店舗のハイペースで出店し、国内に128店舗、海外に182店舗を展開するメガネチェーン「オンデーズ」の先頭に立つ41歳の田中社長の独自の戦略に迫る内容です。

リーズナブルな価格設定

株式会社オンデーズ(OWNDAYS CO.,LTD.、本社東京品川)の代表取締役 田中修治(たなか しゅうじ、1978年埼玉県生まれ)は、今から11年前、倒産必至と言われたオンデーズを買収し、幾多の壁を乗り越えて見事に再生を果たしました。

そのオンデーズの魅力は、1500種類以上におよぶ豊富なプライベートブランドの品揃えと、高品質でありながらリーズナブルな価格設定にあると評判です。

シンプルな価格設定

従来の眼鏡業界(小売店)では、フレームとレンズ(球面レンズ)それぞれに料金がかかり、薄型非球面レンズへ変更する場合は追加料金が一般的であったため、客にとって不明瞭な価格設定となっていた。

「オンデーズ」OWNDAYSは薄型非球面レンズの追加料金を廃止し、「どんな度数の方にも最適な薄さのレンズ(薄型非球面レンズ)を追加料金0円」で提供するサービスを実現。

このシンプルな価格設定が支持されている。

ひん死の眼鏡チェーンを再生

2008年に巨額の債務超過に陥り破綻していたメガネの製造販売を手がけるメガネ・チェーンの株式会社オンデーズに対して個人で52%の第三者割当増資を引き受け、同社の筆頭株主となり、同時に代表取締役社長に就任しました。

大幅な構造改革で企業再生を開始し、5年後の2013年には同社の海外進出を手がけ、オンデーズシンガポール法人(OWNDAYS SINGAPORE PTE LTD.)を設立し、海外進出まで展開できるようになりました。

その後は、2014年 オンデーズ台湾法人(恩戴適股份有限公司)を設立し、次々とアジアを中心に海外支店の設立が続いています。

その結果、現在、OWNDAYSは世界中で300店舗以上を運営しています。

「価値主義」の時代について

田中修司社長は会社の新人研修ではこれから「価値主義」の時代になると伝えているそうです。

Career Supliのインタビューに答えて、田中社長の経営哲学に重要な「価値主義」の説明を述べています。

「いま新卒の若い子たちに、20年後どうなってもらいたいか考えるとき、過去の歴史の流れを調べていくと、なんとなくこれからの未来の流れが見えてくるような気がしています。
時代によって資本(事業活動などの元手)はうつり変わっています。
肉体の労働力が資本だった時代があり、産業革命を経て知識や技術、機械などの資財が資本だった時代がありました。
それがつぎにお金にうつり、お金からお金を生みだすような方法が出てきて、経済を回すようになりました。
このように資本というのは、時代によってうつり変わってきているわけですよ。永遠じゃないんです。
ビットコインやTポイントカードなどがすでに使われているように、特定の国家が発行した貨幣でいろんなものを交換する、資本主義が崩れ始めている傾向がでてきています。
この流れを踏まえると、おそらく20年後には、お金がなくなっているだろうという前提にたっていまの世の中をみています。
じゃあ、いま仮にお金がなくなったとき、人々は何を資本にするだろうと考えると、自分の周りにいる人たち、もしくは社会に、「自分の価値」を認めてもらえるか、信用、信頼、関心、興味をもってもらえるかが資本になるでしょう。
それをたくさん持っている人が、これからの社会をうまく生きていくことができるんじゃないかなと思います。
だからこれからは「価値主義」の時代だと教えています。」

何か難しい話が出ましたが、OWNDAYSのおしゃれな眼鏡をかければ、先が見えてくるかも知れませんね。

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