グルメ

「グリル満天星」の体に優しい洋食を生んだ2人 - 三宅尚典社長と窪田好直総料理長の次の挑戦

スポンサー広告

6月13日木曜午後10時からテレビ東京系で放送予定の「カンブリア宮殿」では、【2人合わせて164歳!洋食にかける男達の飽くなき挑戦】がテーマとなっています。

番組では、元ホテルマンで現社長の三宅氏と、フレンチ出身で総料理長の窪田氏が力を合わせて成功させた洋食屋「グリル満天星」の物語と、2人のこれから挑む挑戦が紹介されます。

「日本人の舌に合う洋食を作ろう」

41年前に、元ホテルマンで現在は株式会社ファインフードシステムズの三宅尚典(みやけ・よしのり)代表取締役とフランス料理の窪田好直(くぼた・よしなお)シェフは、「日本人の舌に合う洋食を作ろう」と誓い合いました。

その結果、オムレツライスやハンバーグ、ロールキャベツ等、どのメニューもお客様から絶賛される東京・麻布の裏通りに、洋食屋「グリル満天星」が誕生し、常連客に愛され続けています。

元カメラマンの総料理長

窪田好直(1932年東京都麹町生)総料理長の職歴は、意外なことに、毎日新聞社写真部への就職から始まります。

また、カメラマンとして活躍していたのですが、趣味の料理への才能が見込まれ、同社員食堂の料理長にスカウトされ料理の道へ進むことになりました。

その後1954年に、当時宮内庁の御用達だった『丸の内会館』に入り、本格的なフランス料理修業がスタートしました。

1978年には、15品の小皿からなる懐石フレンチ『串ビストロ満天星』をオープンしました。

その後、現在の12店舗もある洋食屋「グリル満天星」になるまでのストーリーは公式サイトで紹介されています。

グリル満天星の歴史

1978年 赤坂見附に「串ビストロ 満天星」 開店。

当時、まだまだ敷居の高かったフランス料理を小皿に仕立て、そこに和風の串料理。

やお口直しのしそ風味のそうめんなどを織り込んだ15皿ほどのコースをお出しするビストロを開きました。
これが「満天星」の発祥です。

小さな銅のフライパンをお皿として使った「えびと帆立のクリーム煮」や、和の素材を使って洋風に仕上げた料理は人気を博し、予約の取れない店としてお待ちになるお客さま方の行列の整理に苦労する毎日でした。

「天皇の料理番」として知られる「秋山徳蔵」仕込みの本物のフランス料理。

私たちが開店した当時は創作料理などという言葉はまだない時代でしたが、現在も総料理長を務めるシェフ窪田好直は、「秋山徳蔵」仕込みの基本に忠実でいながらそこに斬新なアイディアで和の風合いを取り入れたことで、ワイングラスを傾けつつ気軽に本物のフランス料理を楽しめる場を提供してまいりました。

1982年 同じく赤坂見附で大正時代創業の伝統的フランス料理店を受け継ぎ「ボンヌポワール西洋堂」を開店しました。

そこでは伝統的な基本をしっかり守るソース、とりわけドゥミグラスソースが好評でした。足しげく通われる食通のお客様方が決まってコースの最後にご所望になるもの、ブックには載っていない「裏のメニュー」がありました。

それが「ハヤシライス」でした。
現在の「グリル満天星」の洋食の基本となる料理の提供がここにスタートしました。

1988年 麻布十番に洋食屋 「グリル満天星 麻布十番」を開店。

麻布十番という土地柄、近くにお住まいのお客さま方が高級ホテルのレストランや料亭などとは違う「普段使い」の、しかし「上質な」お食事を求めてご利用いただいております。

ネクタイの代わりにカーディガンを羽織ってご家族とご来客される方々には、親子三代にわたってご利用のお客様も多くいらっしゃいます。
ご高齢のお客様のためにお体の具合をうかがい、お客様に合った調理や味付けを心がけることや、できるだけ体に良い材料を使って料理を作ることで安心してご利用いただいております。

コース メニュー

麻布本店 course menu

小さな洋食コース・・・¥3,500

本日のオードヴル
フライ盛り合わせ
牛フィレ肉ステーキ又は魚料理
ライス料理 ※下記よりお選びください
(プチオムライス、ドライカレー、チキンカレー、ピラフ)
プチサラダ
本日のデザート
コーヒー又は紅茶

一番星コース・・・¥5,000

本日のオードヴル
コンソメ
単品サイズのメインディッシュ ※下記よりお選びください。
(ビーフシチュー、タンシチュー、牛フィレステーキ、本日の鮮魚)
サラダ
本日のデザート
コーヒー又は紅茶

店舗情報と紹介

麻布店

営業時間:
ランチ  火~金 11:30~15:30
ディナー     17:30~22:00
土・日      11:30~22:00
定休日: 月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)
〒106-0045
東京都港区麻布十番1-3-1 アポリアビルB1
TEL:03-3582-4324
麻布十番のバス通りから十番稲荷の角を曲がると、裏道のビルの外壁に写真入りの看板が見えます。
階段を降り、ガラス扉から店内に入ると、優しく微笑む男性が出迎えてくれます。
店長です。
店内は、レンガの壁がしゃれています。
ゆっくり見渡すと、こだわりがありそうな装飾品がところどころに飾られています。
天井のガラス製のランプは大正ロマンを感じさせますし、額の中のシャツはリヴィオ・デ・マルキの彫刻作品で、素焼きのような質感がレンガの壁に調和しています。
決して気取った店の作りではないのに、落ち着きと高級感があり、でも、気兼ねなくいつでも誰とでも来られる店。
入口手前の吹き抜けから差し込む自然光が店内を優しく照らすランチタイムは、ほっとできる至福の時間です。
ディナータイムは思わず時間の経過を忘れてしまうほど、満足な時間を過ごすことが出来ます。

丸ビル店

営業時間:
平日(月~金)11:00~15:30/17:30~23:00(L.O.22:15)
土      11:00~23:00(L.O.22:15)
日・祝    11:00~22:00(L.O.21:15)
無休 (丸ビル休館日に準ずる)
〒100-6305
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング5F
TEL:03-5288-7070
日本のビジネスの中心街、丸の内。
再開発が進められているこの街の象徴的な建物の一つが、2002年にリニューアルした「丸ビル」ではないでしょうか。
リニューアル直後は旧丸ビルを懐かしむ方や、新しい丸ビルしか知らない若い世代が観光やデートで訪れたことで、多くの人が押し寄せました。
場所柄、平日のランチタイムはビジネスマン、OLの方で賑わい、夜もお仕事帰りと見られる方で賑わいを見せています。
お酒の飲める店として、小皿料理、コースも充実しています。
月替わりのコースは好評で、オープン以来続いている定番メニューです。土日は皇居周辺の観光や東京駅を利用する方が多い店です。
キッチンが良く見えるカウンター席もあるので、お1人でも気兼ねなくご利用して頂けます。

メニューやその他の店舗の情報は公式サイトで確認して下さい:
http://www.manten-boshi.com/index.html

洋食屋「グリル満天星」の全ての料理がおいしそうですが、何が何でも、あのハヤシライスが無性に食べたくなりました。

スポンサー広告