おでかけ

猫カフェ「ねこかつ」店主の梅田達也 - 今日も猫を救えるか

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5月12日(日)にTBSテレビで夜11:00放映予定の「情熱大陸(Vol.1052)」のタイトルは、【行き場のない猫に新たな家族を見つける“保護猫カフェ”って?店主の怒涛の春に密着!】です。

番組ではカフェ「ねこかつ」の運営などを通して、今まででも、1000匹もの猫に新たな家族を見つけた梅田達也氏の奮闘を取材するものです。

「もうちょっと頑張れば次の1匹を助けられるかもしれない」との熱い思いで、猫の保護に走る梅田氏の覚悟に迫ります。

小学生の時から「猫を救いたい」気持ちだった

梅田達也さん(うめだ・たつや)は1972年の東京生まれで子供のころからの動物が大好きでした。

特に猫が好きで、小学校の作文では「大きくなったら保健所にいる猫を救いたい」とまで書いて、野良猫にも心を寄せていました。

動物に対する気持ちは大学生になっても変わることなく、明治大学法学部に通いながらも、動物愛護法に興味を持ち始めました。

一時は弁護士を目指して司法試験を受けましたが、不合格のため、結局は外資系の流通企業に勤務することとなりました。

避難地域のペット達を見て一念発起

動物と無関係な仕事をしていても、大の動物好きの気持ちは変わることは無く、ボランティアとして2011年東日本大震災で避難地域に取り残された猫や犬を保護する活動に参加しました。

この活動を通して触れたペット達を見て、改めて「猫を救いたい」という強い気持ちが湧いたそうです。

そこで梅田さんは、一念発起し、流通会社を退職して、猫を救うための大きな計画を立てました。

保護猫カフェ「ねこかつ」開業

梅田さんは「猫カフェ」を始めようと決心したのですが、ただ猫がいる喫茶店ではなく、猫の保護に結び付く企画を考えたのです。

施設や災害被災地、または飼い主が他界し世話をする人がいなくなった猫を保護してケアをしながら、この「猫カフェ」を通じて新しい飼い主を探す活動を始めようと思いました。

物件探しからリフォームまで全て1人で行い、2013年に保護猫カフェ「ねこかつ」をオープンしました。

梅田さんによりますと、店名「ねこかつ」は「就活」や「婚活」のように「猫活(猫の保護活動)」という言葉が一般的になって欲しいという願いで命名したそうです。

「ねこかつ」でお客様を迎えるのは、保護されて、新たな飼い主を探す約50匹の”元野良猫”たちです。

現在、「ねこかつ」は埼玉県川越市とさいたま市の2店舗があり、平日の客は20人ほどですが、休日には70人~80人のお客様が訪れるそうです。

「ねこかつ」店舗情報

場所/営業時間

川越店

営業時間 12:00~20:00
定休日 毎週月曜日(祝日の場合は営業、翌日火曜日が定休となります。)
埼玉県川越市新富町1-17-6 3F
TEL: 070-5029-8392
アクセス 西武新宿線本川越駅より徒歩約2分
JR川越駅より徒歩約10分
※クレアモール商店街の中、1階は居酒屋『キタノイチバ』です。

大宮日進店

営業時間 12:00~20:00
定休日 毎週月曜日(祝日の場合は営業、翌日火曜日が定休となります。)
埼玉県さいたま市北区日進町2-851-1 MKビル2F
TEL: 080-4329-4522
アクセス JR日進駅より徒歩約5分
※日進駅の南口を出て、日進七夕通りをまっすぐ約300メートル進み、左手にある1階が学習塾の建物の2階が店舗です。

システム(公式サイト引用)

料金

時間制の後払いです。1ドリンク付き。
30分 ¥600
1時間 ¥1,000
以降 30分ごとに +¥400
※18歳以下の方は、下記料金より半額となります。(全日)

【平日限定】以下のいずれかに該当する方は半額となります。
・65歳以上の方
・障がい者の方&ご同伴の方(1名様まで)
・野良猫の餌やりさん(野良猫は全頭不妊・去勢手術済みに限ります。) 詳しくはスタッフまでおたずねください。

注意事項(公式サイト引用)

当店では「毛皮製品」着用の方の入店をお断りしています。
襟元のファーやキーホルダーなども含みます。
毛皮がどうやって作られているか?
はたして必要か?
知っていただく機会になればと考えています。

お過ごしにあたり、衛生面と猫の健康管理のため、靴下の着用をお願いいたします。
店内でも販売しておりますので、お気軽にお声がけください。

その他

その他の店舗情報や猫の譲渡方法、譲渡会やイベントについては下記の公式サイトを確認して下さい。
http://cafe-nekokatsu.com/about/

ペット大国として考えること

現在の日本では3世帯に1世帯はペットを飼い、その数は犬猫合わせて1844万6千にものぼるという世界有数のペット大国日本ですが、その一方で捨てられるなどして保健所等に収容され、一定期間を過ぎると殺処分される犬や猫も年間約5万匹といわれています。

この問題に一石をと投じる梅田達也さんの保護猫カフェ「ねこかつ」を大いに応援したいですね。

また、カフェにいる約50匹の”元野良猫”たちにも会いたいです。

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