生活

甘酒の血糖値を上げない飲み方

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甘酒は美容と健康に良く「飲む点滴」とも言われています。

甘酒は冬の寒い時期に飲むイメージが強かったですが、寒い時期に限らず冷やして飲む甘酒も増えていて、季節に関わらず甘酒を楽しむことができるようになりました。

しかし、美容と健康に良い甘酒も飲み過ぎたり、飲み方を間違えてしまうと逆効果となり、血糖値を上げてしまうなど身体に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

どんなに健康に良いと言われているものであっても間違った飲み方をしては台無しです。

そこで、血糖値を上げない甘酒の飲み方、血糖値が上がってしまうことで身体にどんな悪影響を及ぼしてしまうのか、甘酒を飲むタイミングを紹介します。

甘酒の美容と健康の効果を引き出しやすくするためにも飲み方を知りましょう。

甘酒のデメリット?糖分と血糖値の関係

甘酒は美容と健康に良い飲み物として注目されていますが、デメリットとして米を原料としているためカロリーが高くなります。そのため血糖値が高い方は飲み方に注意が必要です。

【飲み物のカロリー比較】100gあたり
甘酒(米麹):81kcal
牛乳:67kcal
豆乳:64kcal

甘酒の原料となっている米は炭水化物で米麹によってブドウ糖に変化します。ブドウ糖自体は決して悪いものではなく、体の器官を動かすエネルギー源となります。

甘酒が体内に入り消化して得られたブドウ糖は肝臓に辿りついて、血管に流れ、体内のさまざまな器官に分配されます。この肝臓から血液中に流れるブドウ糖の濃度を“血糖値”といいます。

食品に含まれているブドウ糖が体内に入り、肝臓に辿り着くとそこから血管に放出されるブドウ糖の量が増えます。

本来は緩やかに上昇するものですが、もともとブドウ糖が含まれている甘酒は血糖値の上がり方が大きくなるため、血糖値が急上昇しやすくなります。

血糖値が急上昇するとこのデメリットは、肥満を招くインスリンを大量に分泌させることにあります。ちなみに糖質ダイエットはこの血糖値の急上昇を抑えることを応用したダイエット方法です。

甘酒の原料となっている米によって自然な甘さが特徴ですが、お米に含まれているブドウ糖は単糖類で消化が簡単で、体内に入るとすぐに肝臓に辿り着いてしまうため、一気に血糖値を上げます。

甘酒は消化が良いですが、消化に時間がかからないので一気に血糖値が上がるのでお茶のようにガブガブと飲むのはかえって健康に害となってしまい、飲み方やタイミングを工夫する必要があります。

血糖値を意識した甘酒を飲むタイミングと飲み方

血糖値を上げないことを意識した甘酒の飲み方は、空腹時は避けることです。

血糖値は砂糖が入っているものを多量に摂取すると上がるイメージがありますが、甘酒は吸収されやすいブドウ糖が含まれているため、空腹時に摂取すると血糖値が急激に上がります。

それが原因でイライラや食欲が抑制できないといった状態になり、食欲が暴走したり、精神不安定に陥ってしまうリスクを高めてしまいます。

特に健康診断などで血糖値が高いと診断されたことがある方は要注意です。

そこで、血糖値が高くなるリスクを抑える飲み方として、空腹時は避け、食後あるいは食事と一緒に飲むことが大切です。

さらに、血糖値が急激に上がる原因は糖分が一気に届くことです。甘酒を水のように一気飲みすると、大量に糖分が肝臓に来るので血糖値を急激に上げてしまうので、肝臓に負担もかかります。

甘酒を飲む時はゆっくりと少しずつ飲むことが血糖値の上昇を穏やかにするポイントです。

30分かけて飲み切るくらいを目安にゆっくりと飲むようにすればブドウ糖が少しずつ肝臓に届くので甘酒を飲んでも血糖値の上昇を穏やかにし、身体の負担も少なくできます。

血糖値の上昇を抑える甘酒の飲み方を意識するには、飲むタイミングは食後、30分くらいかけてゆっくりと少しずつ飲むこと、そして飲み過ぎないことと言えます。

1日200mlを目安とし、時間をかけてゆっくりと飲むことが血糖値の上昇を抑える飲み方であり、タイミングとして食後がおススメです。

血糖値と甘酒についてのまとめ

甘酒は美容と健康に良い飲み物ですが、原料に米を使っているので特に米麹の甘酒はブドウ糖が一気に肝臓に届いて血糖値が上がるスピードが速くなるので血糖値の高い方は飲み方に注意が必要です。

血糖値が高くなるとイライラしたり、食欲が抑えられないなど心身が不安定な状態に陥ってしまうこともあり、そこから病気に発展してしまう可能性もあります。

健康的に甘酒を正しく摂り入れるためにも、血糖値が上がりやすい空腹時には飲まないこと、飲むタイミングは食後がおススメです。

飲み方はゆっくりと時間をかけて少しずつ飲むことを心がけることで血糖値の上昇を抑えることができ、身体への負担も減らせます。

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