グルメ

幻の春告魚『タケノコメバル』 - ただの「眼張」とは違うのです!

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2月22日(土曜日)あさ9時半にテレビ朝日系で放映予定の「食彩の王国第819回」のテーマの食材は『タケノコメバル』です。

『タケノコメバル』とは?

春告魚(はるつげうお)で知られている魚と言えば“メバル”ですね。

我々にはメバルと言えば、主に3種が知られています。

先ずはシロメバル(白眼張、学名 Sebastes cheni)、アカメバル(赤眼張、 Sebastes inermis)とクロメバル(黒眼張、 Sebastes ventricosus)です。

しかし、それとは別に、上品な味わいと希少性から瀬戸内で“幻の魚”と呼ばれている “タケノコメバル(Sebastes oblongus)”という種類もあったのです。

ちょうどタケノコが旬を迎えるこの時期に格別美味しくなること、そしてまだら模様がタケノコの皮に似ていることから名付けられました。

と言うことで、幻の春告魚“タケノコメバル”が今回の番組の主役です。

南青山に「みんなの和食」があった

香川県出身の和食料理人・林亮平さんも“タケノコメバル”の味わいに魅了されたひとりです。

林さんがオーナーシェフの南青山にあるミシュラン1つ星の日本料理店「てのしま」では、「現代の民藝」をテーマにどこかにありそうで、どこにもない日本料理の新しいかたちを探しています。

「みんなの和食」を目指して緊張を強いる印象の日本料理の敷居を下げて、世界中の方々にお料理を楽しんでいただきたいと新しい発想で和食を追及しています。

今回の番組ではその林さんが早春を彩る一品を作ります。

“タケノコメバル”の持ち味は、しっとりとしつつホロホロとした身の食感、そして優しい旨味があとを引く出汁です。

さっと揚げた切り身に合わせるのは、“タケノコメバル”の出汁と春が旬の“うすい豆”で作った緑色のあんです。

“タケノコメバル”の軽やかな旨味が、一足先に春を感じさせてくれます。

店舗情報

店名:てのしま
ジャンル:日本料理、創作料理
予約・ お問い合わせ:03-6316-2150
住所:東京都港区南青山1-3-21 1-55ビル 2F
交通手段:半蔵門線、銀座線、大江戸線「青山一丁目」駅より徒歩3分。3番出口を出て左に向かい、歩道橋のふもとの「鮨の四文屋」という看板のあるお寿司屋さんの路地を左に曲がって最初の角、青葉公園の向いのビルの二階です。青山一丁目駅から226m
営業時間:18:00~24:00(L.O.22:00)
定休日:日曜日・月二回不定休
予算(口コミ集計):ディナー¥15,000~¥19,999
サービス料・チャージ:別途サービス料10%と消費税
席数:18席
禁煙・喫煙:完全禁煙
コースメニュー:おまかせ 13,000円、ドリンクペアリング 6,000円(​ペアリング以外のお飲み物もご用意しています)
その他情報:お飲み物の持ち込みは1本3,000円とさせていただきます。
オープン日:2018年3月

公式サイトは>>> てのしま

イタリアンな“タケノコメバル”

小豆島では有数の漁獲量を誇り、長く地元の人たちに愛されてきた“タケノコメバル”です。

また、この島の漁業を含めて、様々な魅力にひかれて、移住者も多いのも小豆島です。

評判のイタリアンレストラン「FURYU (フリュウ)」を営む渋谷信人さんも、その豊かな食材に惚れ込み移住を決めました。

なかでも衝撃的だったのが“タケノコメバル”です。

地元では煮付けにして食べられることがほとんどで、何か新たな工夫が出来ないかと渋谷さんは考えました。

イタリアンで“タケノコメバル”の新たな魅力を引き出せないかと、思いついたのがイタリアのある郷土料理でした。

番組の最後に、移住を支えてくれた地元の人たちに振る舞う、感謝を込めた渾身の一皿を渋谷シェフが仕上げます。

その渋谷さんの店の名前「FURYU (フリュウ)」は、今もなお島に生きている「風流 (ふりゅう) の精神」に由来しているそうです。

風流とは、島の祭礼の際に、趣向を凝らし、神々や見る人を喜ばせる「こころ」のことだと説明します。

店舗情報

店名:フリュウ (Ristorante FURYU)
ジャンル:イタリアン、パスタ
予約・ お問い合わせ: 0879-82-2707
住所:香川県小豆郡小豆島町草壁本町872-2
交通手段:草壁港近くの国道沿いに出ているお店の看板から、山側へ少し急な坂道を150mほど登る(ホームページ参照)。
営業時間:[月~水・金~日]11:30~14:30(L.O.13:30)、17:30~21:00(L.O.20:00)日曜営業
定休日:木、第1・第3水曜日(祝日は営業)
予算(口コミ集計):ランチ¥5,000~¥5,999、ディナー¥6,000~¥7,999
駐車場:有
オープン日:2011年7月30日


ディナーコースメニュー(前日までにご予約下さい):
[ 4,500円コース ]
自家製パン・前菜・パスタ・魚料理または肉料理・ デザート・食後のお飲物
[ 5,600円コース ]
自家製パン・前菜・スープ・パスタ・魚料理またはオリーブ牛・ デザート・食後のお飲物
[ 7,800円コース ]
自家製パン・先付け・前菜・スープ・パスタ・魚料理・オリーブ牛・ デザート・食後のお飲物
お子様用のメニュー
[ キッズコース 2,100円 ]
自家製パン・軽い前菜とパスタの盛り合わせ(トマトソース または ミートソース)・ジェラート

公式サイトは>>> FURYU

大きな口と大きな目が特徴で「眼張」と名付けられたのは納得できます。
また、その中でも「幻」と呼ばれる『タケノコメバル』を是非食べてみたいですね。

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