8月24日(土曜日)あさ9時半にテレビ朝日で放映予定の「食彩の王国第794回」のテーマは『京都の中華麺』です。
京都での中華料理の始まりは大正13年に遡ります。
ところが、京都人に馴染みのない中華料理は、当時「臭い」「油っぽい」「味が濃い」となかなか受け入れられませんでした。
しかし、今は、グルメと喰いしん坊の間では、「京都中華(京風中華、京中華)」と呼ばれる確立したジャンルがあるほど京都の中華料理が注目されています。
番組では、今評判の「京都中華」をリードする2店、冷麺が有名な「中華のサカイ本店」と伝統を受け継ぐ「鳳舞楼 (ホウマイロウ)」に注目します。
並んでも食べたい!夏の美味麺
北区の新大宮商店街では週末、行列のできる中華料理店があります。
みんなのお目当ては…「冷麺」だそうです。
太くてもっちもちの特製中華麺に、自家製マヨネーズとカラシ・酢などを合わせ仕立てた秘伝の濃厚なタレをたっぷりかけていただきます。
しかも、ありがたいことに、ここの冷麺は「通年提供」ということで、いつでも食べられます。
お値段は、焼豚入りは720円で、ハム入りは680円(税込)とありがたい価格です。
1日500玉も出る日があるというこの夏の大人気麺料理を提供するのは 「中華のサカイ本店」です。
写真は京都で食べた中華サカイ本店の冷めん。
冷めんと言っても所謂冷やし中華ですね。
これ、私の中で世界一の冷やし中華です。
ほんとーーにうまい! pic.twitter.com/SiXhnBgOHv— 浜崎貴司 (@HamazakiTakashi) June 13, 2019
店舗情報
中華のサカイ本店
住所: 京都市北区紫野上門前町92
TEL:075-492-5004
営業時間:11時〜22時
定休日:月曜(祝日は営業)
公式サイトは>>> 冷麺
高華吉の味を受け継ぐ店
京都中華を確立したといわれる人物が高華吉氏で、まだ京都で中華料理は珍しかったころ、高氏は京都の人に中華料理が受け入れてもらえるようにアレンジを工夫しました。
試行錯誤の末、あっさりめでお出汁のきいた京都中華を作り上げました。
さらに、花街の舞妓さんや芸妓さんが食事後にお座敷へ上がっても差し支えがないように、ニンニクなどきつい匂いの食材を控えて調理する工夫もしていました。
高氏は「飛雲」「第一楼」などの名店を手がけて、最後に出店したのが「鳳舞」でしたが、2009年に惜しまれながら閉店してしまいました。
しかし、幸いに、「鳳舞」で20年間修行し、高氏の最後の弟子と言われている相場哲夫さんは独立し、高華吉氏が考案した「からしそば」を継承し、「鳳舞楼 」で提供しています。
お店では「撈麺(ロウメン)」(850円)という表記になっていますが、ご安心ください、「カラシソバ」で注文できます。
鳳舞楼のからしそば
いただきました。 pic.twitter.com/hnffiauT1J— キネマズ KINEMAS (@kinemas_info) August 7, 2017
店舗情報
鳳舞楼 (ホウマイロウ)
住所:京都府京都市上京区新町通中立売下ル仕丁町327-7
アクセス:地下鉄烏丸線 今出川駅から649m徒歩8分)
TEL:075-555-5568
営業時間:11:30~14:00 17:00~21:00(L.O.20:00)
定休日:火曜日
予算(口コミ集計):夜¥1,000~¥1,999;昼~¥999
思い立ったが中華。鳳泉と迷ったけど定休日だったので、鳳舞楼へいそいそと。すぶたの色の淡さに感銘を受ける。ライチがとてもよい仕事してた。卵感ある春巻、麻婆豆腐は絹ごし、シュウマイにはクワイ。〆はからしそばことエビカシワそばこと撈麺で。 pic.twitter.com/lcVfbQbyfK
— Chicat (@chicatanjo) March 27, 2017
「京都中華」はまだ体験していません。
今度は、中華料理を満喫するための京都旅行を企画しましょう!