ゆでた枝豆はおつまみやおやつなどちょっと出すのに便利で美味しいものです。
枝豆は多くの方に好まれる食材で、彩りも良いので食材の飾りつけにも使えます。また最近は外国人にも人気でヘルシーな食べ物として“EDAMAME”は定着しつつあります。
枝豆の旬は6月~8月ですが、冷凍枝豆は1年中おいしく味わえます。主に生の枝豆は国産、冷凍枝豆は台湾、中国、タイが主な輸入先です。
この2つの生の枝豆と冷凍の枝豆にはゆで方に違いがあります。冷凍枝豆はすでに加熱してあるものがほとんどです。
せっかく食べるなら美味しく食べたいのでゆで方のポイントやコツを知りたい、と言う方に向けて枝豆のゆで方を紹介します。
生と冷凍の枝豆でゆで方に違いはあるの?
ただなんとなくゆでているだけというのは枝豆の美味しさを最大限に引き出せていないかもしれません。そこで枝豆の美味しいゆで方を紹介します。
生の枝豆の美味しいゆで方とポイント
まず、生の枝豆の美味しいゆで方です。枝豆のさやごとゆでます。
- 枝豆250グラム、塩40グラム、水1リットルを準備する
- 枝豆をボウルに入れて流水で洗い、鍋に湯を沸かしておく
- 沸かしている間に(枝から切り離して)、サヤの両端を切り落とす
- 塩15グラムを枝豆に振りかけて揉みこみむ
Point!:このひと手間が枝豆の緑色がより綺麗になり、ほんのり塩味が付いて美味しくなるポイントです。
- お湯が沸いたら残りの塩を入れて、塩もみした枝豆を入れる
Point!:引加減は中火でお湯の表面がグツグツするくらいを目安にし、ゆで時間は3分から5分です。
- 3分半経過したら一度味見をし、少し硬いと感じるくらいになるまでゆでる
(余熱で柔らかくなるので少し硬いくらいがちょうどよい) - ゆであがったらザルに上げて、冷ます
冷凍枝豆の美味しいゆで方
冷凍枝豆はすでにゆでてあるものがほとんどです。
- 塩ひとつかみくらいの量を入れてお湯を沸騰させて冷凍枝豆を入れる
(枝豆が完全に浸かるくらいのお湯の量が目安) - ゆで時間は30秒から1分(枝豆の表面が熱くなればゆであがりのサイン)
冷凍枝豆は自然解凍できるものも増えていますが、さっと沸騰させるだけでよりふっくらと美味しくなります。好みで塩を振りかけて完成です。
生と冷凍のゆで方の違いは、生は塩を揉んで、塩を入れて沸騰させたお湯に3分から5分少し硬いと感じるまでゆでる。一方、冷凍は塩を入れて沸騰させたお湯に30秒から1分サッとゆでるにどどめる、といったゆでる長さに大きな違いがあります。
枝豆のゆで方はレンジがおいしいは本当?
枝豆は鍋でゆでてても美味しいですが、電子レンジでチンしてゆでると鍋でゆでるよりもふっくらと甘く仕上がるので美味しくなるとおすすめです。
電子レンジで枝豆をゆでる方法は200グラムから250グラムの枝豆と塩を準備します。枝豆を水洗いして耐熱容器に入れて軽くフタ(ラップ)をして500Wで5分加熱し塩を振って完成です。
電子レンジでゆでた枝豆はお湯でゆでたものと比較して、しっかりと味が付いて甘みがあり、美味しく感じます。さらに、電子レンジでゆでた枝豆は糖度が生より2倍以上増えるという結果も出ています。
電子レンジを使ってゆでる方法は水の量も少なくて済むこと、湯を沸かす時間も短くできるのですぐに簡単にゆでられるのが大きなメリットです。
水の量が少ないので、枝豆の味が濃く仕上がり、濃厚な豆の味わいを楽しめて、豆本来の美味しさも実感できるため、電子レンジを使ってゆでる方法はおすすめです。
枝豆本来の味を楽しめ、濃厚な枝豆を感じられる方法として電子レンジが手軽なので、6月~8月は、ぜひ生の枝豆で旬を味わってみましょう。
枝豆のゆで方のまとめ
枝豆は生と冷凍でゆで時間が違い、お湯でゆでるよりも電子レンジを使ってゆでれば、枝豆をより味わうことができます。
生の場合はゆでる前に塩でもんでおくこと、冷凍の場合はゆで時間は30秒から1分と短い時間でサッと湯通しするくらいにとどめることが美味しくゆでるポイントです。
枝豆の旬の6月~8月は、生の枝豆が手に入りやすく、調理も電子レンジを使えば簡単に枝豆のおいしさを味わうことができます。
枝豆の旬の時期はおいしい枝豆とビールで、楽しんでみては?