12月5日木曜午後10時からテレビ東京系で放送予定の「カンブリア宮殿」では、【最先端”雑貨”に執念を燃やして30年!ロフト流、暮らしがときめく商品&店づくり】がテーマとなっています。
番組では株式会社ロフトの安藤公基(あんどう・こうき、1958年7月生)代表取締役社長兼執行役員社長をゲストに呼び、「他にないロフト流の戦い方に迫る」となっています。
今週は #村上龍 が「天才」と言う #ロフト の安藤社長がゲスト。ヒットを生み出すプロ集団として、メーカーからも目利き力を期待されるロフト。バイヤーたちは国内外を飛び回り、ときにはメーカーが没にしたものまで発掘してヒットに結びつける!ロフトのヒット誕生の秘密に密着。#銀座 #弁当 #手帳 pic.twitter.com/qFRjRzFmoq
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) December 3, 2019
安藤社長はロフトの創業から中核的存在
安藤公基社長は、大学卒業後、1981年に西武百貨店(現そごう・西武)に入社しました。
入社以来、趣味雑貨領域を中心として商品仕入れ・開発から、売場・店舗オペレーションのプランニングやマネジメントに関わります。
また、西武百貨店の企画担当スタッフとして1987年の渋谷西武ロフト館創業の立ち上げからロフトに関わってきたキーパーソンのひとりでした。
その後、梅田店の立ち上げをはじめ、さまざまな店舗で現場の中核メンバーとして活躍を続けました。
また、常に商品部設立時の主要メンバーでもあり、バイヤーやマーチャンタイザーなど、多様な職種を経験しています。
2016年8月に、取締役常務執行役商品部部長を経て、株式会社ロフトの代表取締役社長に就任しました。
ロフト、社長交代、安藤公基氏が新社長に就任https://t.co/Lci5Z3l3kM pic.twitter.com/hsOT4NeJcx
— BCN+R (@BCN_Plus_R) August 23, 2016
ロフトのコンセプト『時の器』
社長安藤は、1987年に西武百貨店渋谷店の別館に誕生したロフト館からの道のりを振り返りながら、以下のようにロフトとのコンセプトについて語っています。
「新しい生活雑貨の専門大店を創ろうとプロジェクトがスタートしましたが、それまでの雑貨売場といえばランドセルや子供向け文具が並んでいるような売場・・・どんなコンセプトにしようかと朝から晩まで他店を偵察し途方に暮れたこともありました。
そして考え抜いた末に辿り着いたのが、機能用途一辺倒の売場ではなく、トレンド発信を意識した編集型の売場でした。
目的購買型ではなく時間消費型の売場創り、そこから生まれたのが『時の器』というコンセプトです。
時代のニーズや空気感、トレンドなどをしなやかに切り取り売場や商品を通じて提案していくことで、目的がなくても楽しめる店創りを心掛けました。」
以上のような「ロフトとは『時の器』」というコンセプトのもとに現在は国内で110以上に店舗数が増えました。
さらに、安藤社長は、店づくりの考え方について次のように続けます。
「売場面積や品揃え、売場の見せ方はマーケットに合わせて様々ですが「なにかある」「きっとある」という売場創りのこだわりは全店舗共通しています。
「用事がなくてもロフトに行けば何か新しいコトやモノに出会える」「いつものお気に入りをロフトに買い行こう」そういったお客様の期待に応える店創りを心掛けています。」
今夜は #ロフト。いつも何か新しい物があるからとお客たちはついつい長居。ときめく雑貨にワクワクする空間にも秘密が!今も躍進を続けるロフトは年商1000億円を突破。そんな躍進を支えてきたのが今夜のゲスト安藤。ロフト立ち上げからヒットを飛ばす安藤率いる雑貨最強集団に密着!#渋谷 #銀座 #手帳 pic.twitter.com/Z8DDElsTjj
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) December 4, 2019
『LoFt WAY』と『LoFt NEXT』
安藤社長によりますと、現在は『LoFt WAY』と『LoFt NEXT』という企画に取り組んでいます:
『LoFt WAY』とは「ロフトらしい仕事の手法を徹底すること」暮らしの楽しみや悩みの解決に向けたストーリーを描き、新しい提案を商品の編集とディスプレイで表現する、ロフトでしか出会えない「モノ」や「コト」を増やしロフトアプリやSNSで情報発信していく、ご来店いただいたお客様に気持ちの良い接客をする、こういった流れを徹底することです。
また『LoFt NEXT』とは時代の変化・未来に対応する新しい取り組みです。
「ロフトブランドを活用した法人ビジネス」「ニューヨーク近代美術館(MoMA)と提携した路面店やショップ展開、ネットビジネス」「ロフトらしい商品セレクトと編集提案を大切にしたネットストアやロフトアプリ」「新たな小型専門店(例:コスメロフト)の出店」「海外出店」などです。
海外出店については5~10年後を見据えてアジアマーケットから海外進出の土台作りをスタートしたいと考えています。
現在タイ王国バンコク市内に5店舗をFC展開しておりますが、次のステップとして中国に直営店を展開していく予定で、すでに開店準備室を立ち上げ、準備作業をスタートしています。
あすは雑貨一筋30年、全国124店舗の #ロフト。バイヤーたちが国内外から集めてきた雑貨は、ディスプレイされると一層魅力的なものに。店内には「こんなの欲しかった!」と楽しめる仕掛けがいっぱい。ロフト創業メンバーの安藤社長。実はあるビッグイベントについて大きな決断をしていた。#銀座 #渋谷 pic.twitter.com/jbL0zHRR2n
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) December 4, 2019
「ロフト」は、日本独自の”雑貨文化”の礎を作り上げたと言っても過言ではないでしょうね。
今は「雑貨」という言葉にネガティブな語感は少なく、むしろ生活を豊かにする”ときめき”さえ感じる響きをまとっています。
「なにか」を探しにまた行きたくなる店ですね。
https://twitter.com/LOFT_Official/status/1202408252060786688
会社概要
会社名:株式会社ロフト( THE LOFT CO.,LTD. )
代表取締役社長 執行役員社長:安藤 公基
本社所在地:東京都渋谷区宇田川町18番2号
本部事務所:東京都千代田区九段北4丁目2番6号 市ヶ谷ビル
設立:1996年8月8日
資本金:7億5,000万円
決算期:2月末日
売上高:2019年2月期 1,151億円(総取扱高)
従業員:5,107名 (2019年2月現在)
店舗数:直営店舗 100店舗 FC店舗18店舗 (2019年5月現在)
主な株主 :株式会社そごう・西武 株式会社クレディセゾン
事業内容:雑貨専門小売事業