こんにちわ、杏{あん}です!
今回は授乳クッションについて書いていきます。
産前準備で必ず目にする授乳クッション(授乳まくら)ですが、
本当に必須の必需品なのか、節約したいママは他の何かで代用できないのか、
という疑問について以下に説明していきます。
- 授乳クッションとは?
- 種類と選び方
- 使用するメリットは?
- 授乳以外の使い道
- 授乳クッションの代用品
<1.授乳クッションとは?>
授乳クッションとはその名の通り、授乳する際に使用するクッションです。
抱いた赤ちゃんをその上に乗せて授乳をします。
それにより赤ちゃんがママの胸の高さに固定され、楽に授乳が出来るという
いわゆるあると便利なアイテムです。
なので必ずしもないと育児が出来ない!という必須アイテムではありません。
<2.種類と選び方>
授乳クッションにはいくつか種類があります。
形はU字型やもっとゆるいカーブの三日月型。
中に綿がパンパンに詰まっているもの、ふにゃふにゃのもの。
サラッとした素材やパイル地(タオル地)のもの。
お好みの使い心地で選んでもらっていいのですが、
その際に注意したいことは、自分の体型に合ったものを選ぶ!ということ。
例えば、小柄な人がボリュームたっぷりのクッションを選べば、
赤ちゃんを乗せたときに自分の胸より上にお口がいってしまったり、
大柄な方があまりにも薄いクッションを使用するとどうしても前かがみになり
猫背の体制で授乳をして腰を痛めてしまったりします。
現物を直接触ったり、自分に当ててみたりしてぴったりのものを選ぶようにしてください。
私は背が大きめなので(165cm)綿がパンパンに詰まったしっかりしたものが
背中が曲がらず、なおかつ赤ちゃんも沈んでいかず使いやすかったです。
あと絶対に抑えておきたいポイントは、カバーが洗えること!
授乳クッションは毎日何回も使用するものです。
吐き戻しや赤ちゃんの汗は思っているより意外に多いです。
特に背中はびちょびちょに汗をかきます。こまめにお洗濯が必要でしょう。
なのでひとつ余計に洗い替えのカバーもあった方が安心かもしれませんね。
毎回タオルを敷いて使用する、というのもいいでしょう。
<3.使用するメリットは?>
いくら小さい産まれたての赤ちゃんだって2キロ~4キロあります。
それを腕1本で支えながら、自分の胸と赤ちゃんのお口とをジャストな高さ、角度に
固定して10分・・・それを3時間おき・・・
結構しんどそうな気がしませんか?
ママの仕事は授乳だけじゃありませんよね。
おむつ替えだったり家事だったり。
肩こり、首の痛みや腰痛などは多くのママが産後に感じるようです。
その体の負担を少しでもやわらげてくれるのが授乳クッションになります。
横抱き、フットボール抱き、たて抱きなど授乳には色々な抱き方があります。
特におっぱいの出があまりよくないママさんは色々な角度から
吸ってもらうことで母乳が出やすくなります。
そんな時に授乳クッションがあると様々な体位で授乳が楽に出来ますよ!
<4.授乳以外の使い道>
授乳しながら赤ちゃんが寝てしまった場合、クッションに乗ったまま
そ~っとお布団に降ろすとよく眠ってくれました。
赤ちゃんは本当に授乳中の寝落ちって多いんですよ。
お口だけ離してそっとママも離れて、
そのままクッションを枕のようにして寝かせていました。
ママのニオイもついていて安心して眠れるのかもしれません。
お座りがまだおぼつかない頃など、授乳クッションを赤ちゃんの前に置いておくと
バタンと前のめりに倒れることを防止してくれましたよ!
授乳クッションとしての役目が終わった後も、お昼寝用の抱き枕にしたり、
ソファでノートパソコンを見るときの台にしたり(←赤ちゃんと使用方法同じ)
ペットのベッドにした、なんて話もよく聞きました。
<5.授乳クッションの代用品>
これは家にある普通の枕や座布団を折ったもの、バスタオルを丸めたものなど、
少し高さが出るものなら何でも代用できると思います。
なので産前に無理に購入しておかなくても乗り切る方はいるでしょう。
その際も、授乳時に猫背にならないような自分に合った高さのものを用意する、
というのが最大のポイントだと思います。
ただU字型のクッションのように腰周り全てを囲うようなものは
なかなかないので、赤ちゃんの足はぷらーんとなってしまうでしょう。
赤ちゃんもある程度大きくなって腰も据わり、ママも慣れてくれば
授乳クッションがなくても膝の角度でどうとでもなります。
おでかけに授乳クッションを持ち歩いている先輩ママさんなんて
見たことないですよね?
授乳クッションは大きくてかさばるので持ち歩くのは現実的ではないですよね。
家では授乳クッションが必需品になったママさんも
帰省の際や旅行のときなどは上記のような代用品で乗り切ってみてください!
授乳クッションはなくても頑張ればなんとかなるけれども、
授乳は毎日何度もあることで、且つ替えがきかないママだけの育児。
そこ無理して頑張るところじゃない気がします。
自分が楽になるアイテムはどんどん取り入れていきましょう!!