こんにちわ、杏{あん}です!
今回はミトンについて書いていきます。
10月に入り、ぐっと気温の低い日も増えて過ごしやすくなってきましたね。
これからの季節、秋・冬・初春に出産予定のプレママさんは
赤ちゃんの防寒対策もしっかり考えていかなければなりませんね。
ミトン(手袋)について準備しようか悩んでいるプレママさん向けに
記事を書いてみようと思います。
- ミトンの役割
- ミトンの代用品
- ミトンはつけない方がいい?
- ミトンを使用するケース
<1.ミトンの役割>
まずミトンって何の為に使うの?という疑問ですが、
ミトン=手袋なので、寒い時期のお出かけ時の防寒で使用する場面を
一番に思い付きますよね。
しかし、家の中でも使用することが雑誌などでは推奨されている事もあります。
その理由は、赤ちゃんが爪で自分の顔を引っ掻くことを防ぐため
だったりします。
なので出産準備リストにも載っていることが多いですよね。
赤ちゃんの爪は非常に薄くて顔を触るとすぐに引っ掻き傷のような
赤い線がたくさん出来ます。
私たちも日常で、薄い紙で指が切れることがありますよね?
そんなイメージで、ペラッペラの爪が案外いい切れ味を持っているのです。
小さい赤ちゃんがわけもわからず自分のお顔を引っ掻いて傷だらけに
しないようにしましょう!というのがミトンの使用目的になっています。
そんなことで赤ちゃんは痛がったりはしないのですが、
やっぱり見た目が痛そうだし可哀想・・・と大人は考えてしまいますよね。
<2.ミトンの代用品>
少しでも出費を抑えたいプレママにとって代用品でまかなえるか、
ということは気になるポイントですよね!
ミトンの代用品として代表的なものは、靴下です。
もちろん赤ちゃん用の小さい靴下ですよ!
ミトンだと赤ちゃんがすぐに外してしまう・・・と悩んでいたけれど
靴下だと取りづらいのかずっとはめていた子が多いそうです。
靴下で代用できるなら必ずあるものだし嬉しいですね!
お出かけ時の見た目・・・が少し気になったりしますけどね。
<3.ミトンはつけない方がいい?>
そうは言っても最近の主流はミトン自体つけない、となっています。
最近といっても、長男が産まれた2011年にはもうミトンいらない派の
お医者さんが多かった印象です。
雑誌やサイトには準備リストにはまだガッツリ入っていた記憶もありますが。
なぜミトンは必要ないかと言うと、
- 赤ちゃんは手足で体温調節するから
- 爪をこまめに切ればOK
- 自分の手でいろいろなものを触って感覚を養うことが大切
- ミトン自体をしゃぶってべちゃべちゃのままつけていると衛生的によくない
こんな理由から必要ない、となっている意見が多いです。
新米ママだと小さな手の爪を切るのも怖いかもしれませんが慣れです、慣れ。
自分の手を顔や口に持ってくるのは赤ちゃんの自然な反応です。
それをミトンや靴下をつけていることで、素手での感覚が養えなかったり、
そのまましゃぶって濡れたまま何時間も放置していて
気がついたらカビが生えていた、なんてデメリットがあるからです。
<4.ミトンを使用するケース>
全員が完全に使用禁止なのではなく、もちろんミトンを使用した方が
快適に過ごせる子も中にはいます。
それは赤ちゃんがアトピーやアレルギー、乳児湿疹などの疾患をもっていて
かゆくて掻きむしって傷がつき血が出てしまう子は
ミトンは引っ掻き防止に有効だと思います。
あとは北海道や北日本など冬場にものすごく冷える地方の赤ちゃんは
お布団から手を出して寝ているとキンキンに冷えてよく眠れない・・・
などの場合でも使用してみるとぐっすり眠れた、というケースもあるようです。
使用する場合でも、生後3ヶ月くらいを目安にミトンを卒業する
ことが望ましいようです。
3ヶ月頃には自分の手を認識し始め、じーっとこぶしを眺めるようになります。
これをハンドリガードと呼びます。とっても可愛いですよ!
それから今度は自分の意思で手やこぶしを口に運ぶようになります。
この成長を邪魔しないようにミトンは3ヶ月程で卒業するのがいいみたいです。
引っ掻き傷も経験しながら赤ちゃんは力加減なども学んでいきます。
子供の学習能力はスゴイですよ!
出来た傷もすぐにキレイに治りますしね。
治癒能力すごい!(゚Д゚)<ウラヤマシイ!
爪をこまめに切ってあげることさえ忘れずにいたら
産前にわざわざミトンを急いで準備することはしなくて大丈夫そうですよ♪