アルミホイルと電子レンジは相性が悪く、アルミホイルで包んだ状態で電子レンジに入れるのは良くないことを知っている方は多いです。 しかし、電子レンジ機能にはアルミホイルは使えませんが、電子レンジに付いてる“オーブン機能”であればアルミホイルを使った料理ができます。
例えば、お菓子を作る時にクッキングシートが無い時にその代用品としてアルミホイルを使っても良いのか、クッキングシートをわざわざ買うのは正直面倒なので安価で手に入り、かつ家に常備していることの多いアルミホイルを替わりに使えるのであれば、クッキングシートを買わなくても良いので便利でしょう。
そこで、オーブン機能ではアルミホイルを使用しても良いのか、クッキングシート替わりに使えるのか、もし使えるのなら注意点を紹介します。
オーブン機能でアルミホイルをクッキングシート替わりに使えるの?
結論から言うとオーブン機能ならアルミホイルを使っても問題ありません。
クッキーなどの焼き菓子を作る際に生地が付かないように敷くクッキングシートの代わりにアルミホイルを使うことが出来るので、わざわざクッキングシートを準備しなくても安価でどこでも手に入り、かつ家に常備していることの多いアルミホイルで代用可能です。
オーブンでアルミホイルを使用しても燃えてしまったり、有害物質が出ることはありません。 クッキングシートはお菓子を作る時くらいしか使わないし、お菓子を頻繁に作るわけでもないのでわざわざ買うのは正直面倒と感じる方も多いです。お菓子を作るのが好きな人であってもクッキングシートを準備しなくてもアルミホイルで代用できるなら材料費の節約にもつながるでしょう。
ただ、クッキングシートはお菓子の生地が付かないように加工されているのに対して、アルミホイルは生地が付きやすいので薄く油やバターを塗っておくことをおススメします。 オーブン機能でアルミホイルが使える理由は、それぞれの熱を発生させる機能の違いにあります。
電子レンジは電磁波を使って温める仕組みでアルミホイルで覆ってしまうと電磁波が届かなくなり、さらにアルミホイルのアルミのような金属に反応して電磁誘導が起こり電流が発生して、火花が出てしまう危険性があるので使用できません。
一方オーブンの仕組みは赤外線を使った放射熱でオーブン内を温めるのでアルミホイルを使っても電流が発生する心配が無いためオーブンでならアルミホイルは使えるのです。
オーブン機能でアルミホイルを使う時の焦げないコツと注意点
電磁波によって温める仕組みの電磁レンジと違ってオーブンは赤外線で温めるので電磁波の影響を受けないため、アルミホイルを使っても問題なく、クッキングシートの代わりに使えることが分かりましたが、注意しなければならないこともあります。
それは、オートモードと言うレンジ機能とオーブン機能の両方が自動で切り替わってしまう機能がある場合は、レンジ機能に切り替わった時にアルミホイルを使ってしまうと火花が出てしまったり、機械が壊れてしまう可能性もあるため、レンジ機能とオーブン機能を両方を使うモードではアルミホイルを使わないことです。
さらに、注意しなければならないこととしてオーブンの電熱部分に直接アルミホイルが触れてしまうと火災につながるので電熱部分にアルミホイルに触れないように気を付ける必要があります。
また、初めて電子レンジのオーブン機能を使う場合は空焼きを行う必要があります。 購入した時は庫内に酸化防止の油が塗られているのでその油を焼いて臭いを取らなくてはいけないからです。 空焼きの際は臭いや煙が出やすいので換気しながら行うことが大切です。
オーブン機能でアルミホイルを使うコツやポイントは、①初めて使う時は空焼きを行い、②電熱部分にアルミホイルが付かないように適度な距離を保つこと、③オートモードが搭載されている場合はオーブン機能であってもアルミホイルは使わないことです。
オーブン機能とアルミホイルの相性についてのまとめ
電子レンジではアルミホイルは使えませんが、オーブン機能であればアルミホイルを使うことは問題ありません。お菓子作りの際にクッキングシートの代わりにアルミホイルも利用できるのでクッキングシートをわざわざ買わなくても、家にアルミホイルがあれば代用できます。
オーブン機能なら使うことはできますが、電熱部分にアルミホイルが触れないようにすること、自動的にオーブン機能とレンジ機能が切り替わってしまうオート機能の場合はレンジに替わってしまった時に火災や破損の原因にもなるので、必ずオーブン機能だけの時に使うことはを守り安全に使いましょう。