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ペットのエキゾチックアニマルを診てくれる - 「珍獣ドクター」獣医師・田向健一

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「一匹一匹、一歩一歩~獣医師・田向健一~」をテーマとするNHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」が1月21日火曜午後10時30分から NHK総合テレビで放送されます。

「エキゾチックアニマル」を診る動物病院

東急東横線の田園調布駅から徒歩14分に、黄色い外壁が印象的な「田園調布動物病院」があります。

この病院では、院長の田向健一さんをはじめとして、4人のドクターが所属し、オールラウンダーな獣医師として様々な動物たちの健康を支えています。

診る動物の種類は、犬猫が半分で、残りは「エキゾチックアニマル」のペットだそうです。

「エキゾチックアニマル」とは一般には聞き慣れない言葉かもしれません。

実は、獣医療の中で、犬、猫を除く小動物をすべてエキゾチックアニマルと呼んで区別しています。

昨今のペットブーム、住宅事情も重なり、これらの小動物を飼育する方が急激に増加しています。

しかし、一方で飼育や医療に関する情報は極めて乏しく、それらを専門的に診療する病院もまだまだ少ないのが現状です。

「田園調布動物病院」では、これらの動物の専門的医療を提供できる数少ない病院です。

ウサギの消化器疾患、 エンセファリトゾーン症、不正咬合、モルモットの歯牙疾患、フェレットの副腎疾患、インスリノーマ、リンパ腫、フクロモモンガ、ハリネズミ、サル、爬虫類、両生類、その他、珍獣の診療 も多数行っています。

「珍獣ドクター」

「動物が大好きで獣医師になったのだから、とことん動物を助けていきたい」と言う信念のもと、田向健一院長は様々なペットを治療しているうち、“珍獣ドクター”と呼ばれるようになりました。

院長の田向さんは愛知県大府市出身で、1998年に麻布大学獣医学科卒業し獣医師免許を取得しました。
卒業後は東京の動物病院勤務を経て、2003年に田園調布動物病院開院しました。
また、2014年に博士号(獣医学)を取得しています。

所属学会等:
・日本獣医学会
・日本獣医師会
・東京都獣医師会大田支部(副支部長)
・日本獣医麻酔外科学会
・日本野生動物医学会(評議員)
・エキゾチックペット研究会(理事)
・Association of Reptile and Amphibian Veterinarians
(International Committee)
・Association of Exotic Mammal Veterinarians

さらに「珍獣の医学」(扶桑社)など、動物に関する書籍を多数執筆しています。

診療対象動物

田園調布動物病院で診てきた動物の種類でいえば100種以上で、動物園や水族館、同業の獣医師からも診療依頼が来るのです。

また、海外からの問い合わせもあるそうです。

医院が治療した動物のリストの一部は:ペンギン、カワウソ、ヤマネコ、ワラビー、ヤギ、ミニブタ、ウサギ、ハムスター、チンチラ、フェレット、モルモット、ネズミの仲間のデグー、コウモリ、ハリネズミ、モモンガ、サル(日本猿にテナガザル、スローロリス、リスザル)、ドジョウ、カメ、トカゲ、カエル、ヘビ、ウーパールーパー、ワニ、その他の爬虫類や両生類などです。

ペットの治療費はいくらかかるか

田園調布動物病院に寄せられる質問の中には、動物の治療費の額を心配するものが多いようです。

その治療費に関する基本的な方針を以下の公式サイトのQ&Aで紹介します。

Q.初めてかかろうと思うのですが、治療費はどのくらいかかりますか?

A.動物病院の医療費が心配なことから、多くの問い合わせがきます。
お電話では、初診料や糞便検査料、ワクチン注射の料金、血液検査、レントゲン検査料など病院で規定されている料金はお答えできます。
また、簡単なことであれば、大体の料金をお伝えすることはできると思います。
「食欲が無くて下痢をしているのですが、どれくらいかかりますか?」
「他の病院で、ガンと言われたのですが、そちらでの手術料は幾らですか?」というご質問には、診察料の全てをお答えするのはなかなか困難です。
(たとえば、自分の車がいきなり止まってしまって、修理屋さんに電話して、「クルマが動かないのだけど、直すのにいくら?」では、修理屋さんは答えようがないですよね。)


診断や病気の状態によって必要な検査や治療の方法が異なります。
実際、来院されて診察を受けていただければ病気の状況や程度がわかりますので、必要な検査や治療にかかる具体的な料金の概算は出来ます。
来院したからといって、検査や治療などの説明なしに、いきなり高額な診察料をご請求することはありません。
また、当院規定の診療費一覧が、受付カウンターに設置してありますので、そちらを参考にしてください。
とは言っても、大まかな相場を知りたいと思いますので、ご参考までに。
初診の方で、内科的な病気で問診、身体検査(視診、触診、聴診など)と一般的なお薬の処方のみ、という場合は通常は5000円以内でしょう。
それに注射や点滴などが加われば、1万円くらいかかってしまうかもしれません。
さらに各種検査(レントゲン検査、血液検査、超音波検査)などが加われば、それに準じて加算されます。
飼い主さんは、病気のことに限らず、診療の中で、獣医師が病気の説明している過程で気になる点があれば、「その処置を行うには、どのくらいリスクが伴いますか?」「それで、その治療をしようと考えているのですが、いくらくらいかかりますか?」といった、どんな質問でもご遠慮なくなさってください。
飼っている動物の飼い主さんが望んでいて一番よいと思われる治療方法を獣医師と一緒に考えていきましょう。

田園調布動物病院の概要

住所:東京都大田区田園調布2-1-3
連絡先:Tel.03-5483-7676、 Fax.03-5483-7656
アクセス:東急東横線、東急目蒲線 田園調布駅下車、東口より徒歩14分

受付時間: 9:00~11:30、 16:00~18:30 *日曜、祭日も通常どおり診療
手術時間:13:00~16:00
休診日: 木曜日
診療対象動物:犬、猫、ウサギ、ハリネズミ、フクロモモンガ、チンチラ、ハムスター、フェレット、モルモット、チンチラ、爬虫類、両生類。
その他エキゾチックアニマル全般。
また、医院では対象動物にない動物でも飼い主との協力のもと可能な限り対応したいと考えていますので、予め電話で相談するようにお願いしています。
公式サイトは>>> 田園調布動物病院

どんな珍しい動物がペットでも飼い主にすれば大事な家族。
具合が悪くなれば、是非田向ドクターに診てもらいたいと思うはずです。

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