ビールやお酒のおつまみでも大人気の枝豆が冷凍化され便利さもUPした冷凍食品の枝豆は利用する人も多いのですよね。ちょっとた塩味が効いていて手軽に手で食べられる枝豆はとても重宝します。
枝豆は大豆の未熟果ですが、「畑の肉」といわれる大豆と同様に良質なたんぱく質やイソフラボン(ポリフェノールの一種)、食物繊維やカルシウム、鉄分など女性にうれしい栄養素が豊富に含まれています。また大豆には少ないβ-カロチンやビタミンCを含むのが特徴です。
これらの栄養価は生の枝豆と冷凍枝豆では栄養価はほとんど変わらず、カルシウムが若干低い結果になった程度です。(国民生活センター調べ)
そこで冷凍枝豆を利用するときに悩むのが解凍方法ですよね。
なんとなく自然解凍がいちばんいいのかなぁと思いなつつ、もっと早く簡単な解凍方法はないものかと思ってみたり、、。そうなるとまた熱を加えることになるため、風味を損なわずに解凍する方法が気になります。
また食べきれなかったり明日以降も食べたい時に解凍後はどの位日持ちがするのか気になります。
これらの疑問を解決するおすすめの解凍方法と解凍後の日持ち日数をご紹介します。
自然解凍がベスト!冷凍枝豆のおいしい食べ方
冷凍食品の枝豆の解凍方法は自然解凍、流水解凍、レンジ解凍、ゆで解凍の4種類がありますがどの解凍方法1番美味しいのでしょうか?
それはズバリ「自然解凍」です!
その名の通り出してから放置するだけなので枝豆本来のうまみや硬さを味わう事が出来るからです。
ただし常温時間が1~2時間必要なので、すぐに食べたい時や時間がない時には向かないのがネックですね。
次におすすめがゆで解凍です。
- たっぷりの熱湯で1分ほど位ゆでて、ざるにあげてお湯をきる。
これだけの手間で解凍できるのでお酒のおつまみにぴったりな食べ方です。
ただしビタミンCが流れ出てしまうし、ゆでて冷凍保存した枝豆をまたゆでるので硬さを保つのが少し大変です。
3番目におすすめは流水解凍です。
流水に4~5分ほどさらして溶かします(そのままでもいいですがキッチン袋などに入れて間接的に溶かすと塩味が飛ばないですよ)
手間の削減の為にボウルに張った水では水温が低すぎて解凍にかなり時間がかかってしまいます。さらに水を流し続ける必要があるので、あまり経済的ではありません。
最後にレンジ解凍です。熱をまんべんなく当てる為に平皿に出来るだけ広げてラップをかけて解凍します。
電子レンジの解凍方法は今では定番ですが冷凍枝豆にはあまりおすすめできません。
それはどうしてもレンジや伝わり方によりばらつきがあり、解凍具合にムラができてしまい、味に大きな差が出来てくるためです
冷凍枝豆の解凍前後の日持ち日数
冷凍枝豆は解凍したらどの位日持ちがするのでしょうか?せっかく解凍して美味しく食べても食べきれなくて残したら、再冷凍ともいかずもったいないですよね。
それを避ける為にどの位日数が持つかというと、解凍後の賞味期限は2~3日位とです。冷凍枝豆自体すぐに食べる事が望ましいので、解凍後は長期間保存がきくものではありません。
どんなに丁寧に解凍してもどうしてもうまみや栄養成分は流れてしまいます。
その食品を再冷凍しまた解凍というと、冷凍と解凍を繰り返す度にどんどん品質が落ちてしまい、せっかくの枝豆が台無しになってしまいます。
解凍は1回限りとして出来るだけ初回で食べきるようにして下さいね。
その為にはあまり大量に解凍しないこと。しかし意外と豆は後からお腹にたまるので、うっかり解凍しすぎたということがないように、小分けにして少しずつ解凍するようにするととても便利です。
枝豆の冷凍保存についてのまとめ
冷凍枝豆の美味しい解凍方法や解凍後の期限についておわかりいただけましたか?
冷凍枝豆はすぐに食べられる、豆だから栄養もよく体にも優しく美味しいといい事だらけなのですが解凍方法はそれぞれ特色がありましたね。
時間がゆるすならば自然解凍がおすすめなので、ぜひ試してみて下さいね。
また日持ちが解凍後2日間とあまり持たないので、解凍したら食べきることが大事です。
そのまま食べる以外にもサラダに散らしたり、つぶしてスープにしたりと沢山の食べ方があるので、ぜひ色々な食べ方を楽しんで下さいね。