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ZOZO前澤社長購入のストラヴァリも展示/演奏 - 「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」森アーツセンターギャラリーで開催

 

世界から21挺、推定総額210億円のストラディヴァリウスが集まる「ストラディヴァリウス300年目のキセキ展」が、森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木)で10月9日から15日まで開催されます。

また、この企画に、ZOZOの前澤友作社長がこの度購入したヴァイオリンの名器が展示および生演奏されるとの発表がありました。

ストラディヴァリウス18挺とアマティ製作の世界最古のバイオリンが展示されます

クラシックになじみのない人にもその名が知られている、「ストラディバリウス」ですよね。

「ストラディヴァリウス300年目のキセキ展」とは、アントニオ・ストラディヴァリの出身地クレモナ市のバイオリン博物館を始めとして、日本、イタリア、フランス、アメリカ、スイス、ドイツ、英国、台湾、香港、韓国から、四つの年代を代表する、バイオリン、ビオラ、チェロ、そしてギターを含む、21挺のストラディバリウスを集めて開催される歴史的な展示会です。

さらに、1566年に、ストラディヴァリの師匠アンドレア・アマティが製作した世界最古のバイオリンもここで展示できることになりました。

ZOZOの前澤友作社長の「ハンマ」の参加も話題に

ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの前澤友作社長(42)が9月2日、自身のSNSで1717年製のストラディヴァリウス「Hamma」(ハンマ)』を購入したことを明かしました。

また、このHammaは「STRADIVARIUS ‘f’enomenon – ストラディヴァリウス300年目のキセキ展」で展示および生演奏される予定となりました。

気になる今回のヴァイオリンの購入価格ですが、ZOZOは公表していません。

以前よりストラディヴァリウスは、オークションなどで高価な価格が付くことでも有名ですが、日本音楽財団が所有していた1721年に製作された「レディー・ブラント」は2011年に約12億円で落札された記録が残っています。

インスタグラムでは前澤社長が演奏する動画も公開されていますが、これからの「Hamma」の予定については:

「今後、このストラディヴァリウスを世界中ぐるっと旅させます。そして、現地の音楽家の皆さまにもご協力いただきながら、その国や地域の子供たちの耳に、この力強くも繊細な奇跡の音色を届けていければと思います」と語っています。

「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」は『TOKYO STRADIVARIUS FESTIVAL 2018 -‘f’enomenon-』のフィナーレです

イタリア・クレモナの楽器製作者、アントニオ・ストラディヴァリ(1644~1737)が生み出し、ローマ法王やマリー・アントワネットにも愛された、あのストラディヴァリウスの名は、世界的に有名です。

アントニオ・ストラディバリが手掛けた弦楽器で、バイオリンの他に、チェロ、ビオラ、ギター、ハープもあったのです。

93歳まで生きたと言われる(諸説あり)ストラディバリが製作した弦楽器は生涯で約1000挺だそうです。

そのうち、現存するのは500~600挺だと言われています。

クレモナのヴァイオリン博物館や英国王立音楽院などの協力の下、アントニオ・ストラディヴァリによる18挺のヴァイオリンをはじめ、希少なヴィオラやギターも初上陸し、アジア初の展覧会となります。

「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」は、誕生の系譜や制作環境、所有者の歴史、音色の秘密を解き明かすための科学的実験に至るまでを展示する、壮大なエキシビションとなります。

至高の楽器とされるその所以を深く知り、体感することは、来場者のクラシックの世界を広げるきっかけにもなるはずです。

この「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」は、2018年7月1日(日)から開催中の世界初の体験型クラシックフェスティバル『TOKYO STRADIVARIUS FESTIVAL 2018 -‘f’enomenon-』のフィナーレを飾るメインエキシビションで、森アーツセンターギャラリー、六本木ヒルズ 森タワー 52階で開催されます。

この特別展覧会は10月9日からわずか7日間の開催となります。

「ストラディヴァリウス ギター」の展示と生演奏にも注目

ストラディヴァリウスと言えばヴァイオリンを連想しますが、以前にもありましたように、ヴァイオリンだけでなく、チェロやヴィオラなど、他の楽器も製作しています。

また、今回は「ストラディヴァリウス300年目のキセキ展」の企画で、現存するのはわずか5~6挺と言われるストラディヴァリウスのギターのうち唯一演奏可能な「サビオナーリ」が初めて来日することができました。

さらに、10月13日(土)15時~このサビオナーリの生演奏を聞けるニライブの開催も予定されています。

主催者の思い

東京ストラディヴァリウス・フェスティバル2018全体を計画し、実現に尽力した実行委員会実行委員長/代表キュレーターの日本ヴァイオリン中澤創太代表取締役社長(33)はこの企画全体の狙いについて語っています。

「ストラディヴァリウスは億単位の価値がある弦楽器として知られていますが、その「本当の価値」が伝わりきれていないのが現状です。なぜ、300年経った今も、人間の感覚を揺さぶる特別な響きを持っているのか。ほとんど人間は科学進歩の中で生きているにも関わらず(特にこの5年ほどは、iPhoneに代表されるデジタルの進化が著しかったにも関わらず)、ストラディヴァリウスだけは、今も変わらずに「生きた楽器」として我々に感動を与え続けている。この不思議な現象を生で体験していただけたら、より多くの方がヴァイオリンに興味を持つようになるのではないか。そしてそれは、狭くなりつつあるクラシック業界の門戸をより広い間口へひらくことに繋がるのではないか。そのように思い、世界で最もひらかれたヴァイオリンフェスティバルを、東京で開催しようと決意しました。

日本において音楽振興イベントは数多あり、毎日のようにコンサートが開かれています。けれど、「楽器が主役」になったものは決して多くない。ヴァイオリンという存在をツールとして扱うのではなく、タレントにしたフェスティバルをつくりたい。ひとりの人間の生涯を知るようにヒストリーを学ぶことができ、関係者からのトークも聞くことができ、その音を生で聴くことができ、見えないはずの音の姿を見ることもできる。今の時代だからこそ可能になった連携プレーで、ヴァイオリンの魅力を多様な次元から紐解いていきたい。」

 

楽器の値段ばかりに目を向けるのではなく、優れた楽器の音の魅力もこの企画で勉強したいものですね。

短い開催期間なので、見逃さないように気をつけましょう。

「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」開催概要

名   称:STRADIVARIUS ‘f’enomenon 「ストラディヴァリウス 300年目のキセキ展」
会   場:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
会   期:2018年10月9日(火)~15日(月)
開館時間:
10/9 (火)15:00~22:00
10/10(水)10:00~17:30
10/11(木)12:00~22:00
10/12(金)10:00~17:30
10/13(土)10:00~22:00
10/14(日)10:00~22:00
10/15(月)10:00~17:30

主  催:東京ストラディヴァリウスフェスティバル 2018実行委員会
監  修:日本ヴァイオリン
スペシャルパートナー:Museo del Violino(クレモナ市ヴァイオリン博物館)
公 式 サイト:https://tsf2018.com/programs/exhibition/

チケット情報:一般 2,300 円、中・高・大学生 1,500円 、小学生 800円、小学生未満は無料