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U-20女子ワールドカップ初優勝!FIFA/欧州選手権/オリンピックの組織・大会を整理してみた

フランスでサッカーU-20女子ワールドカップ(W杯)の決勝が25日に行われ、
日本代表の通称「ヤングなでしこ」がスペインに3-1で見事勝利して初優勝を果たしました!

この優勝で日本女子サッカーは、2011年のW杯、2014年のU-17W杯に続いて、
女子チームでは史上初めての3つのW杯制覇を果たしたことになります。

年齢制限のないW杯の「なでしこジャパン」は
インドネシアのアジア大会で26日に北朝鮮を2-1で破り、準決勝へ進んでいます。
日本女子サッカー強いですね!

いろいろなサッカー大会

それにしても、U-20W杯、W杯、U-17W杯と、
サッカーにはいろいろなワールドカップがありますね。
他にも、オリンピックや欧州選手権もあって混乱しそうです。
そこで、ワールドクラスのサッカーの組織と大会を整理してみました。

国際サッカー連盟(FIFA) ワールドカップ

国際サッカー連盟(FIFA)はサッカーの国際統括団体であり、本部はスイスのチューリッヒにあります。
2018年時点で211協会が加盟していて、サッカーで最大の団体であるばかりか、
競技団体としても世界最大です。
以下の大会を主催しています。

FIFA ワールドカップ

男子ナショナルチームによる世界選手権大会です。年齢制限はありません。
サッカー大会の世界最高峰の位置づけで、全世界の視聴者数や経済効果は
オリンピックをも凌ぐ世界最大のスポーツイベントです。
1930年から4年ごとに開催され、
冬季オリンピックと同じ年(4で割り切れない偶数の年)に開催されます。
優勝賞金は毎回のように増額されて、直近のロシア大会では3,800万ドルととんでもない額です。

FIFA 女子ワールドカップ

女子ナショナルチームによる世界選手権大会です。年齢制限はありません。
1991年から4年ごとに開催されています。
直近の第7回カナダ大会の優勝賞金は200万ドルでした。
日本は2011年に優勝、2015年には準優勝と、最強国の一角となっています。

FIFA U-20 ワールドカップ

20歳以下の男子ナショナルチームによる世界選手権大会です。
1977年から2年ごとに開催されています。
日本は1999年に準優勝していますが、優勝経験はありません。

FIFA U-20 女子ワールドカップ

20歳以下の女子ナショナルチームによる世界選手権大会です。
2002年の第1回大会では19歳以下でしたが、第3回大会から20歳以下となりました。
2年ごとに開催されています。
記事冒頭のとおり、日本は今年初優勝しました。

FIFA U-17 ワールドカップ

17歳以下の男子ナショナルチームによる世界選手権大会です。
1985年の第1回大会では16歳以下でしたが、第4回大会から17歳以下となりました。
2年ごとに開催されています。
日本は優勝も準優勝もありません。

FIFA U-17 女子ワールドカップ

17歳以下の女子ナショナルチームによる世界選手権大会です。
2008年から2年ごとに開催されています。
日本は2014年に優勝、準優勝も2回と相当に強いです。

FIFA コンフェデレーションズカップ

年齢制限のない男子ナショナルチームによる国際大会です。
まず、FIFAに加盟するそれぞれの大陸連盟が大陸選手権大会を主催して、
各大陸の王者がこの大会で争います。
1992年から2~4年ごとに開催されていましたが、2017年大会をもって廃止となりました。

FIFA クラブ ワールドカップ

クラブチームによる世界選手権大会です。
前進のインターコンチネンタルカップ(トヨタカップ)では、欧州代表と南米代表の一騎打ちでしたが、
現在は、6大陸の選手権王者がトーナメント方式で優勝を争います。
2000年に第1回大会が開催されましたが、その後中断。2005年から毎年開催されていましたが、
2018年大会を最後に、4年ごとの開催となります。

欧州サッカー連盟(UEFA) 欧州選手権

欧州サッカー連盟(UEFA)は、FIFAに加盟していて、
ヨーロッパのサッカー協会を統括する大陸連盟です。
欧州選手権を主催しています。

UEFA欧州選手権

年齢制限のない男子ナショナルチームによる大陸選手権大会です。
4年ごとにFIFAワールドカップの中間年(夏季オリンピックの開催年)に開催されます。
欧州に限定した大会ですが、サッカー強豪国が多数加盟していて、
選手の知名度も高く世界中の注目が集まりますので、
ワールドカップと同様重要な大会に位置付けられています。

国際オリンピック委員会(IOC) オリンピック

国際オリンピック委員会(IOC)は、言わずと知れたオリンピック主催団体で、
オリンピックに参加する各種国際スポーツ統括団体を統括する組織です。

オリンピックでのサッカー競技

サッカー競技は夏季オリンピックで行われ、男子は1908年のロンドンオリンピック、
女子は1996年のアトランタオリンピックから公式種目となりました。
男子の年齢制限は「23歳以下+オーバーエイジ(24歳以上)最大3人」です。
女子の年齢制限はありません。
オリンピックのサッカーに対する位置づけは、男子と女子で異なります。

女子競技は、ワールドカップと同等の権威ある大会として扱われていて、
FIFAも女子サッカー普及のため協力的ですし、ワールドカップの翌年に開催されるため、
各国はオリンピックを区切りとしてチーム作りを進められます。

男子競技は、ワールドカップとU-20ワールドカップの中間という微妙な時期に開催されます。
欧州以外では、若年層の強化やオリンピックという大会のステータスを重視して
力を入れることが多いです。
一方、欧州では同年に欧州選手権があるので、
年齢制限のあるオリンピックへの注目度はかなり低いです。
さらに、優秀な選手がいる欧州のビッグクラブでは、オリンピックでのケガや疲労を恐れて、
所属選手をオリンピックに参加させることに消極的なクラブも多いです。
日本でもJリーグがありますので、オリンピックでベストメンバーを
揃えることは難しいかもしれません。

おわりに

サッカーの組織や大会を整理してみましたが、いかがだったでしょうか。
様々な大会があり、特にヨーロッパの選手は大変だと思います。
いろいろな大会で活躍を見たいので、ぜひ頑張って欲しいです!