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東京タワー水族館今月末で閉館! - 賃料未払が原因?

 

突然、9月1日の東京タワー水族館 スタッフブログに「閉館のお知らせ」という件名で以下の通知が掲載されていました:

「東京タワー水族館は2018年9月30日(日)をもちまして閉館することとなりました。

営業終了まで、お越しいただくお客様には当館を楽しんでいただけるよう、従業員一同今まで通り頑張ります!

1978年の開館から40年にわたり、誠にありがとうございました。」

長い間、東京の観光名所の代表的なテナントが今月いっぱいでいなくなるというニュースでした。

停滞していた水族館の賃料の支払

東京タワー水族館が2018年9月30日をもって閉館することが9月1日土曜日に正式に発表されました。

東京商工リサーチ(TSR)の報道によりますと、賃料の未払いが直接の原因だそうです。

1978年より「東京タワー水族館」は日本電波塔(株)が運営する東京タワーのテナントとして営業していました。

しかし、ここ数年は賃料の未払いが続いたことから、電波塔が物件明け渡しと賃料支払いを求めて東京地裁に提訴していました。

9月3日、電波塔の担当者はTSRの取材に対し、「(閉鎖後の)有効活用については現在検討中」と回答したそうです。

東京商工リサーチは東京タワー水族館側に数回にわたり取材を試みたそうですが、コメントは得られていないようです。

今年3月22日付で賃貸借契約が解除

東京地裁への提訴に関する裁判記録によりますと、1978年4月に水族館は電波塔が管理する東京タワーの一部(約780平方メートル)を賃借する賃貸借契約を締結したこととなっています。

肝心な家賃ですが、現在の月間賃料は約370万円と設定されています。

しかし、水族館は2017年11月分から賃料を支払わず、未払賃料は少なくとも2,100万円に上ると推測されます。

このため電波塔は水族館に対し、2018年3月7日に内容証明郵便で賃貸借契約の解除通知書を送付し、14日以内に賃料など未払い分全額を支払うよう催告したそうです。

だが、期日までに水族館から支払いがなく、電波塔は3月22日付で賃貸借契約を解除しました。

結果的には3月30日、電波塔は建物明渡しや未払い賃料の支払いを求め、水族館を提訴することになりました。

世界初の観賞魚水族館

東京タワー水族館は東京タワーの1958年の公開の20年後、1978年に、世界初の観賞魚水族館としてオープンしました。

現在は約900種類、5万匹の観賞魚を生息地別に分類・展示しています。

40年に渡り観光客や地域住民、特に観賞魚のマニアに愛されてきた貴重な水族館です。

閉館を聞いて残念がっているファンも多くいる一方、東京タワーに水族館が存在しているのを知らなくて、閉館前に是非行ってみたいという声も多く上がっているようです。

確かに、今の東京ではスカイツリーのすみだ水族館など、他の大規模で新しい水族館が話題となっていますが、特徴のある東京タワー水族館はファンには大事なスポットだったのです。

閉館を惜しむ声が多くあがっています。

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