ニュース

タイ洞窟のサッカー少年達が無事生還。その救出成功に安堵

2018年7月10日までにタイ北部の洞窟で閉じ込められていた地元のサッカー少年12人とそのサッカーコーチ1人の救出が無事成功したというニュースに世界中の人々が安堵しました。6月23日の行方不明の捜査開始から発見まで9日間、そして全員救出までにさら6日を要し、その救出の困難さに誰もが不安と心配をもって今回の救出を見守り、無事を祈っていました。

 

ワールドカップ2018の日本代表選手の応援やフランス代表のポグバ選手の祈りなどサッカー関係者も同士のように応援していました。

そもそもなぜタイの少年達は洞窟に入ったのか?

このサッカー少年達は練習の後、友達の誕生日を祝うために地元ではよく行う「通過儀礼」として洞窟のいちばん奥までいって自分の名前を書いて帰ってくる遊びをやろうとしていたということです。(スカイNews

しかし思いがけず大雨が降り水位が上昇して身動きがとれない状態になったようです。このタムルアン洞窟は全長10kmでかなりの高低差があり、入り口から奥に向かって下降していて、大量に降った雨が入り込んだと思われます。この洞窟は雨季の時期(7月~11月)は洪水にみまわれるため立ち入りを控えるようにとの警告が洞窟の入り口にも示されていたとのこと。

少年たちの救出方法と経緯

タイの海軍特殊部隊が中心となり、オーストラリア、イギリス、アメリカ、デンマークなど海外からの救助隊215名と他サポート隊総勢1000名以上によって救助活動がされました。

  • 7月2日にまず行方不明だった少年達を発見し、その第一発見者はイギリスのダイバー2名。

その後救出方法の決定に時間がかかるため、酸素ボンベや食料、医療品が供給される。洞窟を掘削する案やダイビングして救出する方法も考えられたが、結論には至らず。

  • 7月8日に「Dデイ(作戦開始)」となり13人のダイバーによってまず4人の少年が救出された。

救助は事前に張られたロープを伝い、2人の救出ダイバーがストレッチャーに少年を固定して救出する作戦がとられた。

タムルアン洞窟の救出と世界の反応

行方不明になった少年達が地元のサッカークラブに所属していたこともあり、いち早くサッカー関係者が少年達に反応を示しました。

ちょうどワールドカップ2018が開催されていたため無事生還したらFIFA会長がワールドカップの決勝戦に招待するとの意向を伝えましたが、移動の負担に耐えられるまでに体調が回復しないということで見送りとなっています。またイギリスのプレミアムリーグのマンチェスターユナイテッドが来シーズンの試合へ少年達を招へいする意向を示しています。

さらに早くもこの奇跡の救出を映画にしようという動きもあり実際に映画制作会社ピュア・フリックス(Pure Flix)のプロヂューサーが、すでに制作に向けて動きを見せて俳優にばビッグネームを考えているなど長編映画を作るとの発表をしています。