英語

Storeyに関するstory

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米語と英語、American EnglishとBritish Englishとの違いについて大きく、衣・食・住に分けて考えてきました。以前「住」のテーマで調べたところ、アメリカではapartmentsと呼ばれる集合住宅は、イギリスではflatsと言われていることが分かりました。今回は、その建物の構造に関する言葉について調べてみたいと思います。

住宅に関わらず、全ての建物の階の数え方は国によって大きく変わります。我々日本人は、ビルの階を1階、2階、3階などと数えるのが当たり前です。例え、ホテルのように、1階をlobbyと呼び、エレベータのボタンに「L」が付いていても、その上のボタンには「2」と書いてありますよね。

では、この次のstoryを聞いて下さい。ロンドンでスミス氏のオフィスを尋ねた時のはなしです。

「Please see me at my office on the 1st floor of the ABC Building(ABCビルの1階の私の事務所でお会いしましょう。)」と言われたので、その指示通りABCビルの入り口を入ると、それは広いフロアで、中央に受付のカウンターがあり、あとはエレベーターが並んでいるだけの空間でした。ビルを間違えていないかと、再確認した後、受付嬢に「I am looking for Mr. Smith’s office which should be on the 1st floor. (1階にあるはずのスミス氏の事務所を探しています。)」と尋ねました。彼女は、「Please use the lift on your left or the stairs on your right.(左のエレベータまたは右の階段をご利用下さい。)」と冷い返事。「What?!(えっ?!)」と私。以上は、ロンドン出張での悲しい失敗談でした。イギリスでは、アメリカや日本でいう1st floorは2階のことで、我々が1階と呼んでいる階を、「Ground Floor」といいます。さらに、彼女は「left」や「lift」とダジャレを言っていたのではなく、イギリスではelevatorのことをリフトというので、ますます混乱してしまいます。また、階を意味する言葉はストーリーだそうです。例えば、「このビルは10階建です。」は「This building is 10 storeys high.」となります。さらに困ったことに、この単語の綴りが、American EnglishとBritish Englishでは違うのです。米語ではstoryで英語ではstoreyなのです。さらに困ったことに、ウイスキーの場合と同様、ただ「s」を付けるだけでは複数形になりません。英語ではstoreysですみますが、米語ではstoriesが正しいスペルです。

出張や旅行で困らないように、後日、もう少しこのstoryのお話を続けましょう。

 

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