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いくらで落札?マリー・アントワネットの宝飾品がサザビーオークションに!

2018年11月14日にスイスのジュネーブで開催されるサザビーズのオークションでマリー・アントワネットが身につけていたダイヤモンドと天然真珠のペンダントやネックレスなどが競売に掛けられます。出品者は旧フランス王家と親戚関係にあるイタリアのブルボン=パルマ家です。

 

マリー・アントワネットと言えば日本のみならず全世界で有名な女性ですよね。マリー・アントワネットがフランス革命で亡くなって(1793年)200年あまり。歴史を感じさせる貴重な物に、はたしていくらの値が付くのか楽しみです。ちなみにこれまでの芸術品での最高額は「ムンクの叫び」の1億1992万ドル(約96億1200万円)だそうです。
(マリー・アントワネットと出品者のブルボン=パルマ家の詳しい関係は後ほど詳しく。)

サザビーズのオークション情報

出品されたオークションの結果は、サザビーズのWebサイトで確認できます。他にもこれまでのオークション全てが見れたり、オークションに掛けられる予定の物が見れるのでおもしろいですよ。以前「バンクシーの絵画切断」もありましたよね。

サザビーズサイト>>>Upcoming Auction(出品) / Auction Results(結果)

またInstagramやTwitterでは出品作品がさながら美術館のように見れるのでこちらもぜひ。

サザビーズInstagram / Twitter

では注目のオークションへ出品されたものはどれだけ豪華なものでしょうか?

マリー・アントワネットのネックレスとペンダントの落札価格

競売に掛けられるマリー・アントワネットのネックレスやペンダントは旧フランス王家ブルボン家の親戚関係にあるイタリアのブルボン=パルマ家の所蔵コレクションの一部で全部で10点の宝飾品が出品されています。


その中でも注目なのがマリー・アントワネットのペンダントで、天然の真珠とダイヤモンドでつくられたもの。評価額は100〜199万ドル(約1億1200万円~2億2300万円)となっています。
マリー・アントワネットに関わるものを見てみると、

なお、これらのペンダントやネックレスを含むマリー・アントワネットの宝飾品の展示がニューヨーク、ドバイ、香港、シンガポール、台湾で開催されて11月14日のオークションにかかるということです。

2018年11月14日に行われたオークションで予想を上回る3600万ドル(約41億円)で落札されました。落札者は民間人で匿名ということです。

ブルボン=パルマ家とマリー・アントワネットとの関係とは?

ヨーロッパの王家は血縁関係が複雑なので、簡単には説明できませんが、知っている有名人からブルボン家パルマ家マリー・アントワネットを見てみます。

マリー・アントワネットはオーストリア・ハプスブルク家からフランスのルイ16世に嫁いできたのはご承知の通り。このルイ16世が当時フランスを統治していた王家のブルボン家です。これにちなんで歴史では「ブルボン王朝」と呼ばれます。アンリ4世の1589年を初代として3代目にルイ14世、ルイ16世は5代目でフランス革命によって1792年に第1次ブルボン王朝が終わります。

そのルイ14世の王妃がスペイン・ハプスブルク家のマリー・テレーズ。その息子の次男がフェリペ5世スペイン・ブルボン家(王朝)の初代国王です。現スペイン王室の開祖でもあります。このフェリペ5世の王妃が当時イタリアのパルマ公国を統治していたファルネーゼ家出身です。

ここからブルボン家との関わりが始まり、その後1748年にフェリペ5世の息子フェリペがパロマ公位を継ぎます。そしてその王妃にルイ15世の娘ルイーズ・エリザベートを迎えるとフランスとの関わりが強くなっていきます。ちなみにルイ16世はルイ15世の孫です。

その後、パロマ公位の継承問題でフランス・ブルボン家やハプスブルク家を巻き込み、紆余曲折を経て現在のブルボン=パロマ家(名目上)に至っています。現在はパロマ公国はありませんが名目上の当主としてカルロ・サヴェリオ氏がなっています。

なお、フランスのブルボン家はシャンポール伯アンリ氏を最後に(1883年)なくなっていますが、スペイン王家、現ルクセンブルク大公も男系でブルボン家の末裔です。