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風疹流行に警戒!大人の予防接種と妊婦さんへの配慮

8月のお盆の時期になり人の往来が激しくなる時期に“風疹流行のきざし”という気になるニュースが!
厚生労働省は予防接種の呼び掛けを行っています。特に30代~50代の男性は子どものころ予防接種を受けていない可能性が高いので積極的に予防接種をするように呼びかけています。★ 風疹ワクチンをうけよう

過去の予防接種の制度により平成30年現在「平成2年4月2日以降に生まれた人(27歳以下)は2回、昭和54年3月31日~平成2年4月1日に生まれた人(30歳以上)は1回、昭和54年4月1日以前に生まれた(38歳以上)男性は0回」となっています。今回の流行でり患者は40代~50代の男性が多いという傾向にあるようです。(国立感染症 風疹発生動向調査より)

また妊婦の方、あるいは妊娠の可能性のある方は風疹の感染に注意が必要です。影響が胎児にでる「先天性風疹症候群」(心疾患、目、耳への影響)の発症確立が高くなるためです。特に妊娠初12週まではその可能性が高いことがわかっています。

なお妊娠中の方は「予防接種は受けられない」ので風疹を予防することが大切です。そのため感染を広げないためにも、周りが風疹の「抗体検査」と「予防接種」を積極的に行いましょう。

風疹の感染経路と予防

風疹の発症原因は“ウィルス”です。そのため風疹ウィルスの予防でいちばん効果的なのが“予防接種”により抗体(免疫)をつくることです。
また感染経路は「飛沫感染」です。り患者のくしゃみ、咳などでウイルスに接触することで感染します。そのため“マスク”は感染を防ぐのに有効です。特に妊婦さんは妊娠の24週目までは人ごみに行かないことが予防になるということです。

風疹ウイルスはインフルエンザウィルスより5倍の感染力があると言われています。他人にうつす時期は風疹の症状(発疹、発熱、耳の後ろのリンパ節の晴れ)が出ていない2~3日前から発症後5日くらいとされています。また潜伏期間は2~3週間(16日~18日)が平均とされています。

知らないうちに感染して、周りに広げていたということにもなりかねません。大人はまれに重症化することもあるため、自己防衛だけでなく公衆衛生のためにも積極的に予防接種をしましょう。

平成2年4月以前に生まれた人は基本的に1回のみの接種あるいは受けていない可能性が高いのですぐにワクチン接種しても問題ありません。仮に3回以上接種することになっても問題はないということです。

なお、子どもの頃に1回受けた、風疹に罹ったという人も1回だけの場合10年経てばそのワクチン効果は下がると言われています。また風疹になったという人も記憶違い、他の病気だったという可能性もあります。現在の予防接種は「2回接種」が基本となっているので、気になる方は“抗体検査”をおすすめします。どこの自治体でも保健所で1回に限り「無料」で行っているところがほとんどです。

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風疹の予防接種と関連情報

また大人の予防接種は基本「自費」になりますが、自治体によっては接種費用を助成しているところもあります。最寄りの保健所(上リンク↑↑)に問い合わせて確認してください。また近くの小児科、子どものかかりつけの小児科でも情報提供をしています。

一般的な費用は医療機関によって違いますが、3,000円~6,000円程度のところが多いようです。またワクチンは風疹単体(3,000円程度)とMR(麻しん/はしか・風疹)2種混合(5,000~6,000円)とがあります。はしかも大人は重篤化しやすい病気です。可能であればMR2種混合ワクチンを受けることが勧められています。

風疹は5年~8年毎に流行すると言われています。また海外では医療事情から風疹の予防や発生に十分な対応ができていない国や地域もあります。特に2020年の東京オリンピックでは多くの人が海外から日本を訪れます。人が行き来する上ではどうしても感染症を完全に防ぐことはできません。基本は「自己防衛(予防)」と「感染を自分から広げない」ということを念頭に今すぐできることをやることをおすすめします。