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Petula ClarkのDowntownはどこ?

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 前回は1960年代の英国の歌姫、Petula Clark(ペトゥラ・クラーク)のヒット曲Don’t Sleep In The Subwayのsubwayの意味を取り上げましたが、次の話題に移る前に、「Subwayと言えばサンドでは?」と突っ込まれそうなので、そのことにふれておきます。

有名なサンドイッチ店の名前「サブウェイ」は潜水艦型のパン(submarine)に好きなよう(way)に具材を挟みましょうと言うコンセプトを店名にしたのです。

地下鉄とも地下通路とも関係ありませんでした(残念!)。 

では、Petula Clarkの代表曲Downtown(恋のダウンタウン)ですが、「ダウンタウン」という場所のイメージは、どの国の人にも、大都会の活気にあふれる、楽しい、にぎやかな場所を想像させます。この歌では、そこに行けば、worries(心配ごと)やtroubles(困りごと)も騒音とネオンの光が吹っ飛び、さらに、人生の良き理解者との出会いまでもほのめかしています。

この曲の英作詞家のTony Hatch(トニー・ハッチ)は始めてニューヨークを訪れた時、Broadwayを歩きながらTimes Squareに向かって、歩道で信号待ちをしていたら、ちょうどネオンが一斉に点灯したことに感動し、この歌詞が思い浮かんだと証言しています。

しかし、そこはニューヨークのダウタウンではありません。

Downtownはもっとダウン、つまりマンハッタン島の南部を指すのです。

また、当時のロンドンで言うdowntownは、街のさびれた地域を指す表現だったそうです。

となると、この歌の中のdowntownは60年代が抱えていたいろいろな問題から逃れたい気持が生んだ桃源郷なのかも知れません。

それがこの曲の世界的な人気の秘密だったのかも。  

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