英語

何を着て寝ますか?pajamas?pyjamas?

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米語と英語、American EnglishとBritish Englishとの違いを大きく、衣・食・住と三つのジャンルに分けて調べていますが、今回は、その中の「衣」に属する話題です。

我々は西洋式寝巻と言えば、まずはパジャマを思い浮かべます。しかし、最近は単なる寝巻としてではなく、楽だからと、ところ構わず、一日中パジャマで過ごす人が世界中に増えてきたのです!UK、USAやUAE(アラブ首長国連邦)の各地では、公の場でのパジャマの着用を禁止する条例が出ているそうです。確かに楽ですが、私はパジャマを着たまま外出しようと(今のところ)思わないです。何か落ち着かない気がします。

話をパジャマの由来に移しましょう。パジャマがヨーロッパで着られるようになったのは、東インド会社が、1800年ごろにインドから持ち帰ったのがきっかけだと思われています。その後、ファッションとしての流行り廃りはあったものの、1870年ごろからは男性用の寝巻として定着したそうです。

そもそもこの服装は、インドに住むムスリム教徒達が着ていたもので、紐で腰に止める、ゆるくて軽いズボンだったようです。その名がペルシア語の「payjameh(パーイジェーメ?)」からヒンズー語の「payjama(パーイジャーマ?)」と変化したようです。現在は、発音はあまり変わりませんが、アメリカではpajamasのスペルが普通で、イギリスなどの他の英語圏ではpyjamasという綴りが好まれます。

ここで目ざとい方は、「なぜ複数のスペルなのか?」と疑問に思うかも知れません。答えは、パジャマの由来にあります。もともとパジャマはズボン、つまりtrousersだったからです。英語で男性の下半身に着せるもの、pants, shorts, trunks , jeans等、すべて複数で呼びます。一着のズボンは「a pair of trousers」と言います。パジャマも同じ。つまり、英語のズボンを数える単位は「対」だからなのです。

 

 

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