英語

皆OKと言いますが、OKは何ですか?

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世界で使われているアメリカ英語の中で、「OK」という二文字ほど広く、深く、多くの非英語圏の人々に使われている表現はないと思います。外国人に「Hi!」などと挨拶を言うことがあっても、「OK」のように、日本人、韓国人、ブラジル人誰でもが同意、賛成や確認などの意味で言い合う米語の表現は稀だと思います。 「OK」のスペリング(?)には、「O.K.、ok,okay,okey」などといろいろなバリエーションがあるようです。また、「OK」から発生した「okie-dokie(オーキードーキー),okey-dokey,okey-doke」などが口語として使われていますが、いずれも「OK」と同じ意味です。

「OK」の意味については、周知の通りですが、なぜ「O」と「K」がその意味をもつようになったのでしょうか?

この言葉の誕生に関する諸説がありますが、どれも信頼できる由来とは認めがたい話ばかりです。一つの有力な説は、1939年にBoston Morning Post紙が、ある記事に当時流行っていた言葉遊びを取り入れ、「all correct(全て正しい)」と書くべきところ「oll korrect」と書き、そのイニシャル「OK」が広がったというものです。

また、以下のようなことも重なったようです。この新聞記事が出た翌年に行われたアメリカ大統領選にMartin Van Burenが立候補しました。彼のあだ名は、その出身地(Old Kinderhook)にちなんで、「O.K.」というものでした。彼の支持者が選挙ポスターなどでこの「O.K.」というイニシャルを全米に広めたという事情もありました。その過程で、支援者達は親指と人差し指をくっつけて円を作るサインでさらにこのイニシャルを強調したそうです。

その他、南東部に住むアメリカンインディアンのChoctaw(チョクトー)族の「その通りです(it is so)」を意味する「Okeh」という言葉が、部族と交流のあった宣教師たちによって広められたという説などもあります。

おもしろいことに、英語のご本家としてイギリスでは20世紀まで「OK」を正式な言葉として認めてきませんでしたが、第一次、第二次大戦の結果、あまりにも米語が英国の言語活動に入り込んできたので、しぶしぶ受け入れざるを得なかったようです。

今は世界的に普及しましたが、「OK」の意味には最上級の「やった!素晴らしい!」から、冷めた「まあまあ、いいじゃないの」程度の同意の意味まではば広い表現があります。そこで、NASA(National Aeronautics and Space Administrationアメリカ航空宇宙局)では、「OK」だけではどの程度のオウケイか分からないので、「最高にOK」を表すために「A-OK」という表現を1961年に使いだしたとのことです。自信がないときは「C-OK」などというのでしょうかね?

 

 

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