豆知識

オフィスビルの快適さ・利便性を支える先進技術。急激な電化に対応。

スポンサー広告

普段、何気なく歩いたり目に入るオフィスの床や壁ですが、
実はさまざまな技術が用いられています。
そんなオフィスの見えない部分に注目してみましょう。

オフィスビルは快適さ・利便性が重要

ビルが林立している都会のオフィス街では、日々多くの人々がビジネス活動をしています。
その中で、働いてみたいオフィスとはどういう建物なのでしょうか。

東京の場合は、丸の内を中心とした最新のオフィスビルに人気が集中しています。
先進のビルが多く、竣工時にはよく話題となっています。
そのようなビルは、確かに目に付くデザインや様々な設備がありますが、
毎日のように同じ場所で働く就業者にとっては、居心地や安全さの方が重要です。

建物はデザインや内装などが注目されやすいですが、
一方では、足元にある床や、フロアを支えている壁も、
快適さや利便性を追求した技術が活躍しています。

オフィスの急激な「電化」への対応

今働いているオフィスの床に、ときどき違和感を覚えることはないでしょうか。
例えば、きしみ音やポコポコと音がしたり、小さな段差があるなどです。

オフィスの床はカーペット1枚剥がせば、その下の構造が見えます。
一般的に使われているのは、スチール製のパネルを床下と表面のカーペットの間に敷く方式です。
この方式が採用されるのは、主に電気に配線のためです。

1980年代にパソコンが普及し始めたのをきっかけとして、オフィスの電化が一気に進みました。
さらに、空調がエアコンになり、オフィスビルは一般家庭よりはるかに
大量の電気を使用するようになったので、それに耐えうる環境が必要になりました。

また、OA機器などを自由に移動できることも、快適な仕事環境の条件です。
しかも、OA機器も重量化して耐震などの安全性も強く求められる時代になりました。
そこで、建物全体の「壁」の配線と、各階の「床」の配線の改善が必要になったのです。

オフィスワーカーを支える先進技術

そこで今主流になってきているのは「ネットワークフロア」です。
軽量のコンクリートのブロックを床下に敷き詰め、床を二重構造にすることで、
自由に配線ができ、荷重性も高めた方式です。
パネル式に比べて、配線が乱れることがなく耐荷重性も高いので、
安全でしっかりとした歩行感が得られます。
1日何時間もオフィスで過ごす人にとっては、大きいな違いだと思います。

また、壁の中の隠れたところに設置される「バスダクト」は
銅やアルミの帯状の板を絶縁して金属製の箱に収めたものです。
ケーブルより安全性が高く、配線の増移設などに容易に対応できるので、
結果として低コストで維持・管理ができます。
現在は、工場やオフィスビル、病院、マンションなどに利用されていますが、
これからは、より安全性と利便性が求められるデータセンターでも主流になっていきそうです。

おわりに

オフィスの足元や壁にも、素晴らしい技術が詰まっているのですね。
職場の内装ばかりでなく、さまざまな部分にも目を向けたいと思います。

スポンサー広告