令和元年が始まって、やっと“レイワ”を使うのに慣れてきた感じです。「令和」の文字を記念した様々な物が欲しくなると同時に「平成」へのノスタルジーを感じます。
平成やこれまでの時を刻んできたものに、その年に製造された硬貨があります。
その年に大きなイベントがあると発行されるのが「記念硬貨」です。その記念硬貨に、一世一代のまさしく令和を象徴する記念硬貨が「天皇陛下御即位記念硬貨」です。
やはり改元は天皇陛下と深く関わりがあるため、記念としての思い入れが他とはちがいますよね。
その記念硬貨の入手方法を説明します。7月11日からの期間限定なので逃さないないようにしてくださいね。
令和記念「天皇陛下御即位記念硬貨」の申し込みと引換え方法
令和最初の記念硬貨として「天皇陛下御即位記念硬貨」が販売されます。
【記念貨幣】
天皇陛下御即位記念貨幣(一万円金貨及び五百円貨)を発行します。詳しくは財務省HPへ↓https://t.co/fWeBB9FAXI#財務省 #記念貨幣 #天皇陛下御即位 pic.twitter.com/J4iq5vaoxa
— 財務省 (@MOF_Japan) 2019年5月10日
貨幣発行の内容は、
- 一万円金貨幣(単体)・・2万枚
販売価格:140,555円 予約販売のみ - 500円バイカラー・クラッド貨幣(単体)・・497万枚
販売価格:500円(金融機関で引換え) - 2点セット(一万円・500円)・・3万個
販売価格:142,593円(造幣局通信販売)
一万円金貨幣と2点セットの申し込み予約開始は、
- 2019年7月11日(木)から3週間程度
予約の申し込みはいずれも造幣局からできます。
また、500円貨幣の引換えは各都道府県の金融機関で行えます。
- 引換えは今年(2019年)の10月頃を予定
しているということです。
取扱い金融機関はまだ発表されていませんが、天皇陛下在位30周年記念の引換え金融機関と同じと予想されます。(詳細がわかり次第更新)
- 前回の取扱い金融機関を調べる>>>都道府県別取扱い金融機関一覧
記念硬貨の価値についての詳細はこちらから「入手難易度は?令和元年と平成31年の硬貨の価値はどっちが上?」
天皇陛下に関わる記念硬貨の発行と図柄の意味
これまでに天皇陛下に関わる記念硬貨は数多く発行されています。その記念の趣旨によって図柄が違っていて興味深いです。
令和元年発行の天皇陛下御即位記念の図柄は、
(財務省HPより)
- 1万円貨幣・・表:鳳凰と瑞雲、裏:菊花紋章と梓とハマナス
鳳凰(ほうおう):聖天子(徳のある優れた王)が即位すると、瑞兆である鳳凰が現れる言い伝えから
瑞雲(ずいうん):日の出は極東における日本の自然を表す
- 500円貨幣・・表:高御座、裏:菊花紋章と梓とハマナス
高御座(たかみくら):即位の礼において、天皇がおつきになる御座
菊花紋章:皇室の紋章
梓(あずさ):徳仁天皇のお印
ハナマス:雅子皇后のお印
即位の礼一連の儀式。詳細はこちらから「天皇陛下の即位パレードはいつ?コースや見やすい場所は?」
天皇陛下に関わる発行された記念硬貨
これまで昭和から平成に至るまでいろいろな記念硬貨が発行されています。その中で天皇陛下に関わる記念硬貨は以下の通りです。(名称はすべて「天皇陛下」で統一)
- 天皇陛下御在位30年記念:一万円金貨幣、500円貨幣(平成31年)
- 天皇陛下御在位20年記念:一万円金貨幣、500円貨幣(平成21年)
- 天皇陛下御在位10年記念:一万円金貨幣、500円貨幣(平成11年)
- 皇太子殿下御成婚記念:五万円金貨幣、五千円銀貨幣、500円貨幣(平成5年)
- 天皇陛下御在位50年記念:100円貨幣(昭和51年)
- 天皇陛下御在位60年記念:一万円金貨幣、一万円銀貨幣、500円貨幣(昭和61年、62年)
各硬貨の図柄、その他の記念硬貨を見たい方は、
>>>造幣局 記念貨幣一覧へ
2019年10月22日には「即位礼正殿の儀」と「祝賀御列の儀」(祝賀パレード)があるので、そちらもお見逃しなく!
即位の礼一連の儀式。詳細はこちらから「天皇陛下の即位パレードはいつ?コースや見やすい場所は?」