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【高校野球】済美対星稜 四半期越しの因縁!松井選手5打席敬遠事件

今年夏の高校野球は8/5の開始から一週間が過ぎて2回戦半ばです。
8/12の第3試合済美(愛媛)ー星稜(石川)の試合は、今大会2度目となるタイブレークになり、
13回に甲子園大会初の逆転満塁サヨナラ本塁打で、済美が13-11で勝利しました。

※タイブレークについては「高校野球でついにタイブレーク!タイブレークのルール・歴史・確率・メリット・デメリットは?」の記事参照。

大会2度目のタイブレーク、大会初の逆転満塁サヨナラ本塁打と、劇的な試合でしたが、
さらにこの対戦には、とある「因縁」がありました。

その因縁とは。。。?

四半世紀越しの因縁

今年の済美を率いるのは中矢監督、星稜は林監督ですが、2人は過去選手時代に対戦していました。
26年前の1992年夏、第74回甲子園大会2回戦の明徳義塾ー星稜戦で、
中矢監督は明徳義塾の背番号3番、林監督は2番の遊撃手でした。

星稜の4番はあのゴジラこと松井秀喜選手です。当時も規格外のパワーを誇っていました。
この松井選手に対して明徳義塾がとった作戦は、なんと全打席の5回連続敬遠でした。
松井選手は1度もバットを振ることができず、試合は2-3で明徳義塾が勝利。
結果的にこの作戦が功を奏したことになります。

しかし、当然ながら松井選手のスイングを楽しみにしていたファンの怒りはすさまじく、
試合後も騒ぎは収まらずにマスコミにも取り上げられる事件となりました。

ただ、明徳義塾は星稜には勝利しましたが、
次の広島工との試合では前試合から精神的ダメージにより0-8と大敗してしまいました。

その後の松井選手の活躍

松井選手自身は「5敬遠よりも試合に負けたことが悔しい」と何度も繰り返したとのことです。
試合には負けてしまいましたが、この試合で松井選手は完全にスーパースターとなりました。
実際に、5回敬遠されるだけの実力をプロ野球でもメジャーリーグでも発揮して、
国民栄誉賞も受賞しています。
松井選手の活躍は、猛批判を浴びた明徳義塾関係者のなぐさめになったそうです。

おわりに

松井選手は今大会の始球式を務めました。偶然とはいえ面白いです。
今年の高校野球も半ばですが、済美ー星稜戦のようなドラマも多く生まれています。
今後も楽しみですね!