こんにちは、杏{あん}です!
今回は「ワンオペ育児」について書いていきたいと思います。
11月9日に2017年の流行語大賞候補が30語発表されましたね。
「うんうん、よく聞いた単語だなぁ」ってものや「なにそれ?流行ってたっけ?」ってなものまで色々ありました。
その中で私の目を引いたのが「ワンオペ育児」。そもそもコレ流行るな!!
- ワンオペってそもそもどんな意味?
- ワンオペ育児とは?
- ワンオペ育児の原因
- ワンオペ育児の改善策
- おわりに
<1.ワンオペってそもそもどんな意味?>
ワン・オペレーションの略語で、人手が足りない時間(深夜帯)などに従業員が1人で全ての労働をこなす行為のこと。ワンオペレーション勤務のこと。
「ワンオペ」という単語は少し前に牛丼屋チェーン店のす●屋の事例で、客が食べ終わった丼を片付ける余裕もなくカウンターに積みあがっている画像が出回ったことで話題になりこの単語が浸透しましたよね。
<2.ワンオペ育児とは>
これが「ワンオペ育児」になると、家庭の諸事情により夫婦の一方が育児の全て、もしくは大半を負担する状態のことです。まぁほぼママさん側ですね。
業務(子育て&家事など)全てを行う、という意味で同じようにワンオペ勤務、ワンオペ育児と呼ばれるようになったのでしょう。
<3.ワンオペ育児の原因>
「昔は全部自分でやったのよ~」と言い出す年配の方もいるかと思いますが、ハッキリ言ってそんなの時代錯誤!!自分がしんどかったのを下の世代にも楽をさせず同じようにやらせたいだけだと個人的には思っています。
原因としては夫婦の一方(主にパパ)が育児に協力的でないとか、単身赴任でいないとか、病気や入院でそもそも育児どころではない…などがあると思います。
男は仕事、女は家庭を守るのが美徳っていつの時代の話やねん!!
二人の子供だから二人で育てるのが当たり前。
シングルマザーは育児・家事に加えて確実にお仕事ものしかかってくるでしょう。
そんな状況でも実家や頼れる義実家が近くにあればまだ少し助けてもらえるでしょうがそれも適わない状態がワンオペ育児に陥ってしまう原因です。
<4.ワンオペ育児の改善策>
まずパパさんの根本的な意識を変えることです。「育児を手伝う」なんて意識のパパはいませんか?いやいや手伝うじゃなくってあなたの子供だから主体的に動こうとしてくれ!まぁ「手伝う」って気持ちがあるだけマシなのかもしれませんが…
一日1回オムツを替えてくれた、ゴミ捨てをしてくれた、なんてレベルでイクメン面されたって、ぶっちゃけ何の役にも立ってませんよね。助かった感ゼロ。
「俺は仕事してるんだから家では休ませて…」「私は専業主婦なんだから家のことは全部やらなくちゃ…」という考えも捨てるべき。

「俺の仕事は24時間ですか?ダメサラリーマン!!」ってブルゾンちえみに言われて欲しい。母の仕事は子供が小さいほど24時間体制なんです。
残業どころじゃない、ブラックもブラック、真っ黒黒の勤務時間。
でもフルタイムのお給料もらってませんよね?家事育児を全てシッターさんに任せたらいくらすると思ってるんだろう、細切れ睡眠なんて男性には絶対出来ない技です。
そんなハードな仕事(←もうこれ仕事って言っていい!)をしてるんです。
あとはママさんも色々な人に頼れる人になりましょう。
実家や義実家が近ければ頼れる時は頼ればいいし、近くなければ一時預かりに預かってもらってガス抜きをすればいい。保健センターに行けば保健師さんが親身に話を聞いてくれます。このことは全く恥ずかしいことじゃないんです。
お金を払って預かってもらうことに専業主婦のママさんは躊躇してしまうでしょう。でもパパさんは夜飲み会に行くでしょう?それと同じですよ!何にも恥ずかしくない!パパさんにあれこれ言われたら飲み会や趣味で出かけることを言ってやればいいんです。お金が惜しいならパパのお仕事が休みの日にパパに預ければいいんです。
「土日くらい休ませてくれ」なんて言われたらそのままブーメランで。
それくらいワンオペ育児は過酷だと思います。
<5.おわりに>
「ワンオペ育児」という単語が流行語大賞にノミネートされたことに驚愕しています。流行っているんですね…こりゃ大変だ、と思って勢いで書いてしまいました。
牛丼屋さんのTwitterのように笑って済ませることではありません。炎上して社会問題にもなりましたが、改善が必要なのです。
ワンオペ育児は遅かれ早かれママさんが疲弊し子供にもよくない影響が確実にでてきます。
二人の子供だから育児は夫婦二人ででおこなうもの!!この意識を夫婦共々しっかり持ってワンオペ育児解消へ努力していかなければならないと思います。