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上野千鶴子 - 東大入学式の祝辞で賛否両論が巻き起こったが、“次の世代”に伝えたかったことは?

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6月30日(日)にTBSテレビで夜11:00放映予定の「情熱大陸(Vol.1059)」のタイトルは、【上野千鶴子/東大入学式での祝辞が賛否両論“次の世代”に伝えたいこと】です。

上野千鶴子東京大学名誉教授は今年の東京大学入学式で約10分間の祝辞を行いました。

その祝辞の最中から新入学生を始めとして、聞いている全ての人から大きな反応が起きました。

この番組では、日本中に大議論を巻き起こした70歳のスター学者に、若者達へ何を伝えたいかを問いかけます。

「おひとりさまの老後」の著者

上野千鶴子(うえの・ちづこ、1948年(昭和23年)7月12日、富山県中新川郡上市町生 )の肩書は、東京大学名誉教授以外に、NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長、日本社会学会理事、元関東社会学会会長(2005年-2006年)、日本学術会議会員、シューレ大学アドバイザー、「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」共同代表などと多数あります。

また、話題の著書「スカートの下の劇場」、「家父長制と資本制」、「おひとりさまの老後」や「女ぎらい」などの著者としても知られています。

賛否両論を呼んだ東京大学入学式祝辞

長年「女性学」「ジェンダー研究」を専門とする有名な社会学者ですが、今は「上野千鶴子」と言えば、今年4月12日の東京大学入学式でのスピーチが大きな話題を呼んでいる存在となっています。

祝辞の冒頭で、去年発覚した東京医科大の医学部入学試験における女子差別問題に言及し、「学内にも社会にも性差別が横行しています」と、先ずは東大を含む各大学の入学基準の問題を指摘しました。

その後、本論の社会全体の男女差別についての言及が始まりました。

「女子教育」の必要性(祝辞からの抜粋)

「最近ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんが日本を訪れて「女子教育」の必要性を訴えました。

それはパキスタンにとっては重要だが、日本には無関係でしょうか。

『どうせ女の子だし』『しょせん女の子だから』と水をかけ、足を引っ張ることを、aspirationのcooling downすなわち意欲の冷却効果と言います。

マララさんのお父さんは、『どうやって娘を育てたか』と訊かれて、『娘の翼を折らないようにしてきた』と答えました。

そのとおり、多くの娘たちは、子どもなら誰でも持っている翼を折られてきたのです。」

「メタ知識」を身につけること

上野千鶴子はスピーチの最後に、全ての大学生が目指すべき目標を次の言葉で表現しました。

「大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。

知を生み出す知を、メタ知識といいます。

そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。

ようこそ、東京大学へ。」

平成31年度東京大学学部入学式祝辞全文

祝辞は新入学生に向けられたものでしたが、内容は上野千鶴子が長年取り組んできた「女性学」の根本にも触れているので、興味のある方は、是非全文を読んでみて下さい。

祝辞全文東大サイト:

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/president/b_message31_03.html

 

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