豆知識

インフルエンザ流行間近!検査タイミングは発症12時間以上48時間以内が適切。



秋も終わりに近づき、いよいよインフルエンザが流行する時期がやってきました。
今年は暖冬で流行は遅いといわれていましたが、この3連休は冬並みの寒さですので、
インフルエンザ流行の引き金となるかもしれません。

インフルエンザの検査方法

インフルエンザの検査方法は、通常は受診したその場での感染の判定ができる
「迅速抗原検出キット」が用いられています。

細長い綿棒を鼻から入れて、のどの粘膜を擦って細胞を採取します。時間にして数秒です。
取った検体を試薬に浸し、その液を検査キットに垂らすと色の付いた線が表れて、
線の色や場所によって陽性(A型かB型)か、陰性かが分かる仕組みです。

最近は、検体を機器にかけて調べる方法もあり、
陽性なら「+」、陰性なら「-」で表示されます。
この検査は、インフルエンザウイルス特有のタンパク質(抗原)を検出しています。
結果が出るまで、キットは7~10分、機器では15分以内です。

検査タイミングは発症12時間以上48時間以内が適切

ただし、正しい結果を得るには、検査を受けるタイミングが肝心です。

インフルエンザに感染すると体内でウイルスが増幅するが、そのピークは発症から48時間です。
インフルエンザの治療薬(抗インフルエンザ薬)は、ウイルスの増殖を抑える薬なので、
発症から48時間以内に投与(内服か吸入)しないと効果がありません。

では、すぐに検査をした方が良いのかといえば、そうでもありません。
この検査は、体内でウイルスがある程度増殖しないと、抗原を正しく検知できないのです。


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発症からの時間と検査の陽性検出率は、一般的にキットでは発症から12時間未満が40%前後、
13~24時間が50~90%、24時間以上では90%以上とされてます。
機器の場合には、発症から6時間経過していれば80%以上、
12時間超えれば90%以上の検出率です。
検査のタイミングは発症後、早くて12時間以上、遅くても48時間以内に受けるのが適切です。

どんな検査でも100%の発見率はありませんので、
結果が陰性でもインフルエンザが強く疑われれば、医師の判断で治療薬が処方されます。

インフルエンザの特徴的な症状は、強い寒気、38度以上の高熱、筋肉痛や関節痛が
2~3時間のうち急激に現れます。
そこから12時間以上経過したら、早めに検査を受けた方が良いです。

新型インフルエンザでも検知可能

では、新型インフルエンザでも検知可能なのでしょうか。

A型は亜種の組み合わせ(H16種×N9種)で、144通りの型が発生する可能性があります。
ただし、人がかかるのは、たいがいA型が「H1」か「H3」、
B型が「山形系統」か「ビクトリア系統」の4種類ですので、
どんな亜型や新型でも、A型かB型かまでは判定できるそうです。

他の病気との鑑別や流行を防ぐためにも、症状が出たら検査を受けましょう。

ちなみに、キットと機器のどちらを使っても保険診療は同じで、
3割負担で初診850円、検査料(判断料など含め)は880円ぐらいとのことです。

おわりに

インフルエンザの検査は早ければ早いほど良いと思っていましたが、
そうではなく12時間待った方が良いのですね。
でも、まずはインフルエンザにかからないよう気をつけようと思います。


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