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連続受賞なるか?イグノーベル賞2018の受賞者と歴代日本人受賞者の一覧

2018年のイグノーベル賞の発表が9月13日(木)に行われます。このイグノーベル賞は、スウェーデンの本家ノーベル賞をパロディ化したものです。「人々を笑わせ、考えさせる研究の功績」に対して与えられる賞です。

研究と聞くと難しい学問と感じますが、「えっ、そんな事まで研究するの?」という誰も真面目に研究しようとは思わない研究内容がいですよね。しかし中にはニッチすぎて研究する人がいないものだったり、普段の生活の中で身近過ぎて事や意外な発見につながったものまでありユニークです。
なんと意外にもこのイグノーベル賞の受賞常連が日本人の研究者なんです!知っていました?

イグノーベル賞2018年の受賞者と歴代日本人研究者

このイグノーベル賞は1991年からあり、今年で28回目を迎えます。賞の部門は本家ノーベル賞にある6部門の他に、毎年独自の賞や新しく創設された賞など、全部で10部門で賞を決定します。また研究内容に対してだけでなく、発明品に対しても賞があります。
これまで受賞について日本人は過去11年(回)において何かしらの賞を受賞しているイグノーベルの常連です。
昨年の2017年イグノーベル賞も日本人でした。

2018年のイグノーベル賞にまたも日本人研究者が受賞しました!

  • 医学教育賞:座った状態で大腸内視鏡検査を行う教訓と学び(堀内朗医師、長野)

これで過去12年連続でイグノーベル賞を日本人が受賞した快挙です。

(歴代の日本人グノーベル賞受賞者)

2017年:生物学賞 雄と雌で生殖器が逆転している昆虫の発見
2016年:知覚賞 「股のぞき効果」奥行きの距離の見え方について
2015年:医学賞 キスでアレルギー反応を軽減させる研究
2014年:物理学賞 バナナの皮を踏んだ時の摩擦の大きさ
2013年:化学賞 玉ねぎを切ると涙がでる原理についての解明
2013年:医学賞 ネズミがオペラを聞いた時の延命効果の検証
2012年:音楽書 人の話しの邪魔をする「Speech Jammar」の発明
2011年:化学賞 わさびを使って人を起こす火災警報器に発明
2010年:交通計画 粘菌を使った鉄道網の最適化
2009年:生物学賞 パンダの排泄物を利用した台所ごみの減量法
2008年:認知科学 粘菌が迷路を解くことを発見
2007年:化学賞 牛フンからバニラの香り成分を見つけた
2005年:生物学 カエルをにおいでカタログ火
2005年:栄養学 34年間の食事が及ぼす脳や体調へ変化
2004年:平和賞 カラオケの発明
2003年:化学賞 カラスよけの合金の発明
2002年:平和賞 犬語翻訳機「バウリンガル」の開発
1999年:化学賞 浮気発見スプレー「Sチェック」の開発
1997年:生物学賞 ガムの味による脳波の違いの研究
1997年:経済学賞 仮想ペット「たまごっち」の開発
1996年:生物多様性賞 ミニ恐竜、ミニ馬などのミニ種の発見
1995年:心理学賞 ハトを訓練してピカソとモネの絵の区別をさせる
1992年:医学賞 足の臭いの原因物質を特定

イグノーベル賞の賞金と受賞式

受賞式は毎年ハーバード大学のサンダースシアターで行われます。
ノーベル賞は受賞者に対して結構な額の賞金が贈られますが、イグノーベル賞の受賞者は原則何ももらいません。しかし2015年と2016年は“10兆ジンバブエドル”(=2~3円)1枚がもらえました。

また毎年ステージで行われることが①受賞式の始めに舞台の講演者に向かって紙飛行機を投げまくる。これをきれいにモップ掛けするのはハーバード大学の本物のノーベル物理学教授ロイ・ジェイ・グラウバー氏です。

②受賞者のスピーチが60秒過ぎると“Miss Sweetie Poo”と呼ばれる8歳の少女が舞台に登場し、「もうやめて、私は退屈なの(Please stop. I’m bored.)」と騒ぎ、それを贈り物を使って買収して黙らせる。失敗すれば贈り物だけ持って行かれることも、、。この8歳の少女に意味があり、この年齢の少女に罵られるのがいちばん心的ダメージが大きいという研究結果に基づくものだとか。

そして最後に”If you didn’t win a prize—and especially if you did—better luck next year!”というお決まりの言葉で閉会します。

どこまでも“笑い”を大切にするいたってまともな受賞式です。