今月6日に最大震度7を観測した北海道地震(平成30年北海道胆振東部地震)では、
40人以上の方が亡くなり、100件以上の住宅が全壊するという、甚大な被害でした。
札幌でのキリンチャレンジカップが中止になるなど、観光業にも多大な損害が出ています。
あれから2週間以上経ちましたが、今はどうなっているのでしょうか。
地震による観光業の損害
地震発生当時は、自粛ムードもあり観光旅行のキャンセルが相次ぎました。
北海道の発表によると、地震があった今月6日から15日までの間、
宿泊施設の予約キャンセルはのべ94万2000人にのぼり、
飲食を含む観光業の損害額が推計292億円とのことです。
やはり、相当の損害だったようです。
では、北海道の観光業界はしばらく休業になってしまうほどの被害を受けたかというと、
そんなことはありません。
観光復興!紅葉や秋の味覚など
あれだけの地震でしたが、被害が大きい厚真町の周辺は観光スポットは少なく、
北海道の大半の観光地は地震や停電などの影響もなく、絶景や秋の味覚を楽しむなど、
以前と変わりない観光ができるそうです。
旅行会社の北海道ツアーズによると、今では旅行の予約件数も
例年通りの勢いを取り戻しつつあるそうです。観光業は順調に復興してるみたいですね。
この時期の北海道中央部の上川町の層雲峡では「日本一早い紅葉」が楽しめます。
層雲峡の山の7合目付近ではリフトから紅葉を見下ろすことができて、
さらには、10月上旬には温泉街の紅葉が見頃を迎えて、
温泉につかりながら眺めることができます。ぜひとも見てみたいですね。
秋の味覚では、サケの水揚げが9、10月がピークですので、
新鮮な秋鮭といくらなど海鮮料理も楽しめます。
10月は旅行の大チャンス
時期を逃してしまいましたが、22日からの3連休は例年より宿泊施設の空きが多く、
21日時点で、東京、大阪からでも、まだ予約可能だったそうです。
北海道旅行のせっかくのチャンスでしたが。。。でも、まだ諦めるのは早いです。
実は10月はよりリーズナブルに旅行できるとのこと。
10月6~8日に3連休がありますが、7日または8日を出発日に設定すれば
1人3万~4万円の予算で往復の航空代、2泊3日の宿泊代、レンタカー代と食事の一部が
ついてくるパックがあるとのことです。
9日あるいは9、10日を休めば、ものすごく安く旅行できるということですね。
おわりに
北海道の復興支援では、救援金以外にも北海道へ旅行するという支援の仕方もありますので、
ぜひ、秋の旅行を検討してみてはいかがでしょうか。
今の北海道は最低気温が10度前後ですので、旅行の際は上着を忘れずに。