グルメ

「満寿屋商店」のパン　–　美味で体にも良い北海道十勝産小麦を100％使用

 
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８月１５日木曜午後１０時からテレビ東京系で放送予定の「カンブリア宮殿」では、【十勝産の食材で農家と共存！地域密着型のパン屋さん】がテーマとなっています。

日本全国には約１万店のパン屋があります。

またその大半は輸入小麦に頼っているのが現状です。

しかし、北海道十勝に本拠地をおく「満寿屋（ますや）商店」は、地元十勝産の小麦だけ使った美味しくて体に優しいパンを提供し、地元客に愛され続けています。

地元農家と共存共栄を図り、地域の発展に貢献し続けるパン屋の情熱について、満寿屋商店の会長杉山輝子（すぎやま　てるこ）と社長杉山雅則（すぎやま　まさのり）に語ってもらう企画です。

パン屋は1万店ある

前述のように、日本全国にパン屋は約1万店あります。

それに加えて、コンビニ、スーパーにも必ずパン売り場があり、さらに、店舗を持たずにネット上で販売している人もいます。

この中で、原料が国内産小麦だけというベーカリーはほんのわずかしかいません。

パン用小麦における国内産の割合はたったの3％で、残りは全て輸入材料に頼っていいます。

以上のような状況にもかかわらず、すべてのパンを国内産、それも地元の十勝産小麦で作っている販売チェーンが北海道帯広市に本拠地を置く満寿屋商店です。

「十勝産の小麦にするんだ」

弥生時代から国内の麦は麦切り用、つまり、うどん用だったのです。

幕末にパンの製法が国外より入ってきたのですが、当時の製造者は、うどん用の小麦をパンに転用してみましたが、粘り気があって、餅のような食感になってしまったのでした。

うどん用の麦でパンを焼いても、美味しくなかったのです。

また、パンの製造の加水料、発酵時間などの製造レシピは北米産パン用小麦を基準としたものだったので、製造者はそれに従うしかなかったため、どうしてもうまく行きませんでした。

しかし、杉山雅則社長は満寿屋商店が十勝の小麦にこだわって美味しいパン作りに成功した経緯をこのように説明しています。

「亡くなった父が『地元にはいい小麦がある。これを使ってパンを焼こう』と決めたのです。
品質がいいだけではなく、体にもいい。
だから、十勝産の小麦にするんだ、と。
以来、地元である十勝の畑に小麦を植えるところから始めて、すべてのパンを国産にするまでに25年、かかりました。
当社のパンは小麦だけでなく、副原料も十勝産もしくは北海道産です。
水は大雪山系の雪解け水、牛乳、バター、チーズ、砂糖、玉子、小豆、じゃがいも、すべて地元で穫れたものばかりを使っています」

満寿屋商店チェーン

満寿屋商店チェーンは北海道帯広市内に6店舗、東京に2店舗の計8店舗を展開し、年商は約10億円以上となっています。

従業員は約160名で、平均的なベーカリー1店舗あたりの年商は約5000万円とされていますが、満寿屋はその平均の約3倍を売り上げる超人気販売チェーンです。

チェーン店舗情報

帯　広

満寿屋本店
帯広市西1条南10丁目2
0155-23-4659
8:00～18:00(月～土) 8:00～16:00(日)
麦音（むぎおと）
帯広市稲田町南8線西16-43
0155-67-4659
6:55～20:00
ボヌールマスヤ
帯広市西17条南3丁目25
0155-33-4659
7:00～20:00
満寿屋音更店
音更町木野大通西17-1-4 スーパーOKセンター  0155-30-4659
8:00～18:00(月～土) 8:00～16:00(日)
トラントラン満寿屋
帯広市西3条南12丁目9 JR帯広駅西口エスタ帯広西館  0155-26-3296
8:30～19:00
めむろ窯 ピッツェリア
芽室町東めむろ3条南1-1-1
0155-62-6966
9:00～17:00

東　京

満寿屋商店東京本店
東京都目黒区八雲1-12-8鶴田ビル
03-6421-2604
8:00～19:00
十勝ファーマーズベーカリーmugioto国立
東京都国立市北1丁目14-1 nonowa国立 EAST
042-505-4868
7:00～21:00

100％十勝の小麦で出来た美味しくて体に良いパンと聞けば、是非食べたくなります。
しかし、問題は種類が多すぎて、選ぶのにも悩みそうですね。

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