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Biscuitは日本語で何と呼ぶ?

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焼き菓子の世界で、cookieがアメリカ代表で、biscuitはイギリス代表の食品だと思い、確認しようと調べたところ、それぞれの定義が国や地域によって非常に曖昧で、決定的な結論には至りませんでした。しかし、ひとつ確かなことは、biscuitは既に江戸時代に携帯食として普及していたことです。ビスケットと言っても、我々が「乾パン」と呼んでいるものを想像した方が分かりやすいと思いますが………。

今でも軽く、傷みにくく、直ぐに食べられて、おなかを満たす食料として、乾パンを非常食としてストックしている家庭も多いと思います。

日本では最初、軍用糧食、英語で言うcombat ration、としてbiscuitが生まれたようです。ウィキペディアによりますと、「日本における乾パンの始祖は、天保13年(1842)、反射炉で有名な伊豆韮山の代官、江川太郎左衛門担庵公が非常時に備え、保存できる軍用の携帯食としてパンを焼き始めたものである。外国文化の取り入れに熱心だった当時、水門藩は「兵糧丸」、長州藩は「備急餅」、薩摩藩は「蒸餅」と名付けた軍用パンを作り、非常時に備えていた。」とあります。

その後、ビスケットと呼ばれた乾パンは、やはり軍用糧食として、1877の西南戦争のころは、「重焼麺麭(ジュウショウメンポウ)」と呼ばれていました。「重焼」とは回数を重ねて焼くことで、「麺麭」はパンの意味。二度焼きのパンというbiscuitの語源を訳したのか、製法を名前にしたのかは分かりませんが、納得できるジャパニーズ・ネーミングだと思います。しかし、日露戦争後は、「重焼」が「重傷」と音が同じで縁起が悪いとして、「乾麺麭」と改められたようです。

いずれ「乾麺麭」が「乾パン」になるのは容易に想像できますが、保存食ではなく、甘みがあり、美味しい柔らかいビスケットを指す言葉は日本語には無いようです。

曖昧な当用のため、日本ではcookieとbiscuitという言葉は、同じものを指すと片づけていることが多いようです。ビスケットについては一応納得。でも、日本語でcookieはどう表されているのでしょう?

 

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