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芥川賞・直木賞2018候補作品の発表!決定はいつ?話題はやっぱり“平成”

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2018年12月17日に第160回芥川龍之介賞・直木三十五賞のノミネート作品を発表しました。注目されたのは社会学者の古市憲寿氏の「平成くん、さようなら」が候補になっていることです。安楽死がテーマとなっていて、平成の時代の終わりと共に“死”を通していまを生きる意味を問い直す作品で社会学者らしい小説です。

過去には芸人の又吉直樹氏の「花火」が2015年に受賞、1997年には辻仁成氏が「海峡の光」で芥川賞を受賞しています。ひょっとして?!
しかも今回が“平成最後”の芥川賞・直木賞になるのでなんだか余計に注目されそうですね。
気になる選考の結果は2019年1月16日に行われます。

2018年下期 芥川賞・直木賞候補の11作品

(芥川賞)

  1. 上田岳弘(ウエダ タカヒロ)「ニムロッド」 候補3回目
  2. 鴻池留衣(コウノイケ ルイ)「戦場のレビヤタン」 初候補
  3. 砂川文次(スナカワ ブンジ)「戦場のレビヤタン」 初候補
  4. 高山羽根子(タカヤマ ハネコ)「居た場所」 初候補
  5. 古市憲寿(フルイチ ノリトシ)「平成くん、さようなら」 初候補
  6. 町屋良平(マチヤ リョウヘイ)「1R(いちらうんど)1分34秒」 候補2回目

今回の候補者の中の上田岳弘氏は過去にもノミネートがあり、今回のノミネートが3回目です。2015年「惑星」、2016年「異郷の友人」。また町屋良平氏は今回が2回目のノミネートで、前回の2018年上期に「しき」が候補になりました。

(直木賞)

  1. 今村翔吾(イマムラ ショウゴ)「童(わらべ)の神」 初候補
  2. 垣根涼介(カキネ リョウスケ)「信長の原理」 候補2回目
  3. 真藤順丈(シンドウ ジュンジョウ)「宝島」 初候補
  4. 深緑野分(フカミドリ ノワキ)「ベルリンは晴れているか」 初候補
  5. 森見登美彦(モリミ トミヒコ)「熱帯」 候補3回目

今回3回目のノミネートとなった森見登美彦氏は2010年「夜は短し歩けよ乙女」、2016年「夜行」に続くものです。また「夜は短し歩けよ乙女」や「ペンギン・ハイウェイ」(本屋大賞)はアニメ化されており、注目の作家です。
また2回目のノミネートの垣根涼介氏は2016年下期に「室町無頼」で直木賞の候補となっています。

芥川賞と直木賞の違いとは?

芥川賞と直木賞は同じタイミングで発表されますが、対象の候補作品や作家の違いって何かわかります?芥川賞は本業ではない人の受賞もありまうよね。本書の賞にはかわりないのですが、、。

どちらも1935年(昭和10年)に文藝春秋の菊池寛が友人の名前を記念して制定した賞です。芥川賞は正式には芥川龍之介賞、直木賞は直木三十五賞といいます。どちらも年2回上半期(前年12月から5月までに発表されたもの)を7月中旬下半期(6月から11月までに発表されたもの)を翌年1月中旬に選考、発表します。

  • 芥川賞:新聞、雑誌(同人雑誌含む)に発表された無名、新進作家による純文学の中・短編作品を対象。
  • 直木賞:新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)が対象。

となっています。

芥川賞・直木賞の賞金はどのくらい?

芥川賞、直木賞の受賞は作家(小説家)としての知名度が上がるだけでなく、ちゃんと賞金がもらえます。正賞は時計で副賞が賞金100万円となっています。

時計は懐中時計になることが多く、その理由として「作家がお金に困らないように高くで換金できるもの」ということで懐中時計になったんだとか。そこまで考えていたとは、、。
ちなみに現在の懐中時計のメーカーは「和光」だそうです。和光で似た懐中時計を探してみると「WAKO銀製 提げ時計」として216,000円でした。

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