オーストラリアで、希少なピンクダイヤモンドがちりばめられた248万豪ドル(約2億円相当)の金貨が鋳造されました。
オーストラリアで、希少なピンクダイヤモンドがちりばめられた248万豪ドル(約2億円)相当の金貨が鋳造された。超富裕層によ… https://t.co/FCGHeK1mRU
— AFPBB News (@afpbbcom) September 5, 2018
248万豪ドル「玉」はオーストラリアの「法定貨幣」です
オーストラリアでこのほど、同国史上最も高価となる248万豪ドル(約2億円相当)の金貨が鋳造された。
「ディスカバリー」と名付けられたこの金貨は重さ2キロで、法定通貨(国家から強制通用力の与えられている貨幣)として扱われるそうです。
パース造幣局(Perth Mint)によりますと、アジアや中東の超富裕層が、コレクション目的で高額購入することを期待しているということのようです。
「ディスカバリー」にはピンクダイヤモンドと「ゴールドラッシュの様子」が組み込まれています
「ディスカバリー」には希少なピンクダイヤモンド4粒をあしらっています。
注目すべきは、この4個のピンクダイヤモンドが、オーストラリア北西端のキンバリー(Kimberley)地域にある有名なアーガイル(Argyle)鉱山で採掘されたものだということだそうです。
そのうち、穴あきコインに埋め込まれた二つのピンクダイヤモンドの重さは、1.02カラット(エメラルドカット)と0.88カラットと発表されています。
オーストラリアは世界有数の金とダイアモンドの産地で、コインには、19世紀半ば以降のゴールドラッシュの様子が描かれています。
さらに、帆船や金探鉱者、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州で発見されたバオバブの木が描かれています。
(表側:帆船、金探鉱者、西オーストラリア州のバオバブの木)
(エメラルドカット・ピンクダイアモンド1.02カラット)
(ピンクダイヤモンド計4個使用)

(裏側:中央が埋まった状態)
金何キロとかピンクダイヤモンド何個と言われても、正直、ピンときませんね。
しかし、この金貨が法定通貨ならば、欲しい人は、「購入」するのではなく、正しくは「両替」することになるはずです。
お札束の山を「ワンコイン」に両替するのは、何か変ですね。
しかし、いずれにしても、私のような庶民には関係のない話でした。
悪しからず。