英語

あなたは今日ampersandを何回使いましたか?

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学校でアルファベットを習ったとき、26字あると教えられましたね。

A,B,Cで始まり、X,Y,Zで終わりました。

しかし、1800年代初頭のイギリスの教科書には、27字ありました。

Zの後に「&」が付いていたのです!「&」は、日本でも「白と黒」などの「と」の代わりに使うことがありますが、その呼び名については考えたことがない人も多いと思います。

勿論、英語の”and”の意味ですから、「アンド記号」などと呼ぶ人も多いと思います。

実は、れっきとした名前があったのです。その名は、Ampersand(アンパサンドまたはアンパーサンド)でした。

この呼び名は1837年ころから普及し始めたようですが、その元となる表現があるのです。

昔の子供たちがアルファベットを復唱する時、”……X,Y,Z,&”を「…….ekkusu, wai, zeddo, and」とは言わないで、「………ekkusu, wai, zeddo, and per se and」と読み替えたそうです。

最初の”and”は「Zの次は」程度の「と」の意味で、最後の”and”が記号の「&」のことを指します。

そこで、per se(発音は「パーセー」に似てます)は「単独で成り立つ」という意味で、「&」の記号だけで”and”を表していると宣言している言葉です。

この”and per se and”と言う表現が訛り、”ampersand”と変化してしまったのです。

さらに、あの記号自体の形の由来を調べますと、遠い昔、古代ローマのラテン語のshorthand、つまり速記用の簡略表記からきたもので、今でもロマン言語のフランス語でandを意味する”et”を合体させて作った記号だそうです。

世の中にはズボラな人がいて、ラテン語の「その他」や「等など」を意味するet cetera(エトセトラ)をetcと略して書くことが多いと思いますが、前述のように「&」がetの略なので、etcを一段さらに縮めて、「&c」と略して書く場合もあるようです。

我々は最近の生活のデジタル化の影響を受け、ローマ字だけではなく記号も以前より使うようになってきたように感じますが、「&」は記号の中でも、一時期はアルファベットにまで含まれた、名のある由緒正しい記号だったことを、改めて認識させられました。  

 

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