英語

3.アメリカの独立:The American Revolution

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18世紀に起きた米国の独立がアメリカとイギリスの英語を変化させる大きなきっかけとなったのではと思い、当時の歴史的背景を調べてきました。そこで分かったことは、独立の約十年前に終結したSeven Years’ War(七年戦争1756-63)のうち、北米を舞台に繰り広げられたThe French and Indian War (フレンチ・インディアン戦争1754-63)が大きな独立の手がかりとなったということです。

英国はこの戦争に大勝したものの、戦費に莫大な資金を投じたため、財政危機に陥りました。そこで、英国会のThe Parliamentは、植民地の住民はほとんど資金的な貢献をしなかったとして、彼らへの課税で穴埋めをしようと考えました。具体的には、英国からの様々な輸入品に税を課したのですが、植民地の住民は「お金は出していないが、命をかけて戦ったのは主に我々ではないか」と課税に抗議しました。また、当時国会に代表者を送り込む権利がなかったことを強く訴えました。そして「no taxation without representation(国会に我々の議員を認めないのであれば、我々は課税も認めない)」という合言葉にしたのです。特に1765年に施行された収入印紙税法(Stamp Act of 1765)には特に強くい反対しました。

この一連の抵抗運動が有名なBoston Tea Partyで象徴されるような暴力事件につながったのです。その結果、英国は武力行使で反逆者を抑制しようとしました。やがて本格的な戦争が起きますが、そのさなかの1776年7月2日に、元植民地が立ち上げた国会で、独立宣言が承認されます。しかし、その後も激しい戦争は何年も続きました。

歴史上、この時期はThe American Revolution(1765-1783)と呼ばれ、その間におきた戦争はThe American Revolutionary War(米革命戦争1775–1783) またはThe American War of Independenceと記されています。日本ではこの戦いのことを「アメリカ独立戦争」と呼び、独立記念日の7月4日1776年に終戦をむかえたと思いがちですが、実は、The Treaty of Parisの協定が締結される1783年までこの戦争は続いていたのです。

次回は、この争いの中で使われた両側の言葉に注目したいと思います。

 

 

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