英語

5.英語のspellと発音のあゆみ:EngliscからOld Englishへ

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古英語について少しさわりを勉強してみましたが、とても私の手に負えるような課題ではありませんでした。

研究者達による推測や仮説が多くて、全体の把握ができませんでした。

しかし、ここでは先へ進むために、再び強引に結論をまとめたいと思います。

「古英語」とは、均一な一つの言語ではなく、ある期間、ブリテン島で使われていた、無数の類似したゲルマン系方言の総称と考えるようにします。もう少し具体的に言いますと、450年頃から620年頃まではジュート人、サクソン人、アングル人とフリジア人等が、Anglo-SaxonがEnglisc(エングリシュ)と呼んでいた言葉を話していたと見られています。

620年頃からは、キリスト教への改宗が進むにつれ、ローマ字で言葉を綴るようになり、当時のエングリシュの書き言葉が我々が「英語」と認識できる最古のものだそうです。

その後、今までの侵略者達よりさらに北に住むゲルマン系民族のデーン(Dene)人が、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーなどからブリテンにやってきて広い地域を征服します。

彼らは古北欧語(Old Norse)という自分達のゲルマン系方言を持ちこみます。

「デーン」とはアングロ・サクソンが付けたヴァイキングの総称でした。

デーン達はキリスト教ではなかったこともあり、文字を持っていませんでした。

そのせいか、彼らは古英語で書かれた多くの書物を焼き払い、読み書きの教育を妨げました。その後878年に、ウェスト・サクソン王国のアルフレッド大王(Alfred the Great)はデーンとの戦いに勝利し、Anglo-SaxonとDeneの間に和解を成立させ、領土間の国境も確立しました。

アルフレッド大王のおかげでその後は学問や教育が復興し、古英語後期と呼ばれる時代が始まります。古英語はどのような言語だったのか、残っている文例を調べてみたいと思います。  

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