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10連休法が成立 - 楽しみと不安の10日間

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皇太子さまが天皇に即位される来年5月1日などを1年限りの祝日とする法律が、8日未明に参議院本会議で賛成多数で可決・成立しました。

これを受けて、来年は4月27日から5月6日まで10連休となります。

1年限りの10連休

この法律は、天皇陛下が来年4月30日に退位されるのに伴い、皇太子さまが天皇に即位される翌5月1日と、即位を内外に宣言する「即位礼正殿の儀」が行われる来年10月22日を、1年限りの祝日とするものです。

本法は国民の祝賀ムードを高めるのが政府の狙いとしています。

祝日法により、祝日に挟まれた日を休日にすると定めているため、連休谷間の5月1日が祝日になると、4月30日と5月2日が休日となり、来年は4月27日から5月6日まで10連休となります。

政府は2019年5月1日と同10月22日を来年限りの祝日とする理由は「国民こぞって祝意を示すため」としています。

また、同時に、この祝日が「国民生活に支障が生じないよう、政府として万全を期したい」とも決意を表明しています。

滅多とない10日連休

通常のゴールデンウイークや年末年始の連休でも、10日続くことは滅多にないので、旅行を始めとして、いろいろな計画が立てられますね。

5月1日が正式に祝日と決まった瞬間から航空会社各社等から早速空の旅への誘いの広告が始まりました。

本当に全てを忘れて、10日間仕事から離れてゆっくり休めるのならば楽しいのですが、慣れないせいか、どこか少し不安が残ります。

日本は祝日が比較的多いと言われていますが、その反面、有給休暇の取得率が低いのも日本人の特徴のようです。

欧米のように、2週間、1ヶ月間バカンスを取るようなことは日本のサラリーマンには考えられませんね。

そのため、10連休をどう生かすかは多くの人の悩ましい課題のようです。

10連休に不安を抱える業界

医療

大型連休でまず心配されるのが、医療への影響です。

10日間となれば当然多くの人の治療、発病や怪我等への対応が必要となります。

この期間の対応を協議するため、全国の病院の多くが所属する「日本病院団体協議会」は11月30日に代表者会議を開催しました。

連休中の勤務体制や薬の供給に不安があるとして、厚生労働省や各地の医師会と連携して具体策を検討することを決めました。

是非その間の体制の整備を整えて頂きたいと願います。

金融

大型連休への銀行など金融機関への影響も気になります。

いつものように、銀行の店舗は、連休中は原則休みで、コンビニなどにある現金自動預払機(ATM)は通常通り稼働する予定です。

しかし、10連休期間中は4月末、5月初の決済期に当たるため、決済データが集中するタイミングとなってしまいます。

全ての金融機関全体のシステムリスクの検証の必要性があると懸念されています。

IT

元号が変わるということは和暦を用いたシステムの全てに重大な影響を及ぼすことになります。

特に官公庁や学校等、和暦をメインに使用している機関では10連休の真最中に元号が変わることになり、その確認と予想されるトラブルやクライアントからの問い合わせへの対応で、休んではいられない事情があるようです。

郵便

大型連休中に郵便が届かないのは困りますね。

そこで、日本郵政は一部の祝休日(例えば5月2日)に郵便配達や窓口業務を行う方向で調整をしています。

平日と土曜に配達する普通郵便が、原則通りだと9日間連続で止まることになります。

業務の調整の必要性には、利用者に不便をかける事態を避けるためのほか「滞留する郵便物の保管場所がない」(日本郵便広報)などの事情もあるようです。

その他諸々

日本は10連休でも世界は動いていますから、国際的な取引がある現場も休んでいられないでしょうね。

また、休むどころか、連休が「書き入れ時」の飲食店や百貨店、スーパー等の小売店はむしろ一層忙しくなる10日間になります。

一年限りの連休ですが、考えてみれば、単純に喜んでいられない仕事をされている人達がいっぱいいますね。

10連休は楽しみですが、頭のどこかで「無事に」終わって欲しいというお願いもしてしまいます。

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